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【材料】NTTDIMが反落、15年3月期通期予想の下方修正と配当予想引き下げを嫌気

 NTTデータイントラマート<3850>が反落。同社は28日の取引終了後、今15年3月期の通期連結業績予想の修正を発表。売上高を従来予想の50億円から44億6500万円(前期比3.8%増)へ、営業利益を4億5000万円から2億1000万円(同4.0%増)へ、純利益を2億4300万円から1億1500万円(同21.1%増)へ下方修正、これを嫌気している。
 パッケージ事業は、基盤製品、アプリケーションともに下期にかけて受注件数は復調しているものの、海外案件などの受注が期ずれとなり、上期の落ち込みを回復するまでには至らず第3四半期累計で計画未達。また、サービス事業も、クラウド関連の新サービス分野などは計画以上に推移したものの、上期の大型直販案件失注に加えて海外子会社におけるオフショア案件の減少と為替の影響などにより損益が悪化し計画に対して大幅な未達となっている。
 また、期末に実施する年間配当については従来予想の6円50銭(前期実績2円50銭)から3円に引き下げている。

NTTDIMの株価は10時51分現在1105円(▼67円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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