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【通貨】【NY午前外為概況】米耐久財受注の大幅減少きっかけにドル売り


27日のニューヨーク午前の外為市場でドル・円は、117円83銭から117円34銭まで下
落した。この日発表された米国の経済指標で、12月耐久財受注の予想外の大幅減少を
きっかけに、景気の先行き不安から株安となり、長期金利が低下したことで、ドル売
り・円買いが優勢になった。


ユーロ・ドルは、1.1299ドルから1.1423ドルまで上昇。ユーロ・円も、132円94銭
から134円05銭まで上昇した。ドル売りの流れでユーロ買いになったが、その後はギ
リシャ懸念などで伸び悩んだ。


ポンド・ドルは、1.5121ドルから1.5224ドルまで上昇。ドル・スイスフランは、ス
イス中銀のスイスフラン売り介入の噂が尾を引いたとみられ、0.8943フランから
0.9062フランまで上昇した。

【経済指標】
・米・12月耐久財受注:前月比-3.4%(予想:+0.3%、11月:-2.1%←-0.7%)
・米・12月耐久財受注(輸送機除く):前月比-0.8%(予想:+0.6%、11月:-1.3%
←-0.4%)
・米・11月S&Pケース・シラー住宅価格指数:前年比+4.31%(予想:+4.30%、10
月:+4.47%←+4.50%)
・米・12月新築住宅販売件数:48.1万戸(予想:45万戸、11月:43.1万戸←43.8万
戸)
・米・1月消費者信頼感指数:102.9(予想:95.5、12月:93.1←92.6)
・米・1月リッチモンド連銀製造業指数:6(予想:5、12月:7)
・米・1月サービス業PMI速報値:54.0(予想:53.8、12月:53.3)
・米・1月総合PMI速報値:54.2(12月:53.5)

《KK》

 提供:フィスコ

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