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【市況】日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は151円高、ECBの量的緩和決定を受けた欧米株高を好感


【日経平均は151円高、ECBの量的緩和決定を受けた欧米株高を好感】

9時30分現在の日経平均株価は、17480.25円(前日比+151.23円)で推移。日経平均は続伸で始まり、17500円を回復。欧州中央銀行(ECB)が量的緩和政策を決定し、これを好感した欧米市場の流れを受けて幅広い銘柄に買いが先行している。セクターでは、保険、鉄鋼、証券、輸送用機器、機械、金属、非鉄、銀行などが上昇。半面、医薬品、水産・農林、石油・石炭などが小安く始まっている。

東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の6割を超えている。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに2桁の上昇。売買代金上位では全般堅調であり、トヨタ<7203>、ソフトバンク<9984>、みずほ<8411>、ファナック<6954>、三井住友<8316>、富士重<7270>、ガーラ<4777>などが堅調。一方で、前日に決算を発表した日本電産<6594>が売り買いが交錯。OLC<4661>は利食い優勢に。

【ドル・円は118円64銭付近、株高も想定の範囲内】

ドル・円は118円64銭付近で推移。日経平均株価は堅調なスタートになっているが、200円程度の株高は想定の範囲内であり、為替取引では材料視されていないようだ。ただし、118円台前半には個人勢などのドル買いオーダーが残されており、アジア市場でドル・円が118円付近まで売られる可能性は低いとの見方が多い。

■今後のポイント

・日経平均株価の上昇は想定の範囲内
・118円台前半には個人勢などのドル買いオーダー

9時30分時点のドル・円は118円64銭、ユーロ・円は134円75銭、ポンド・円は178円10銭、豪ドル・円は95円20銭で推移している。

《KO》

 提供:フィスコ

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