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【材料】大黒天物産が3日続伸、出遅れ食品ディスカウンター関連株として見直し買い続く

  大黒天 <2791> が3日続伸し、昨年11月19日に付けた上場来高値3785円にじわり迫る・・。岡山地盤の食品ディスカウントスーパーで24時間店舗を展開するが、前週14日発表の2015年5月期上期連結経常利益が前年同期比15.6%増の24.4億円と好調裏に着地しており、出遅れディスカウンター関連株として見直し買いが続いているもよう。

 「日本の問屋は永遠なり」著者の有賀泰夫食品・流通アナリストは16日付けメルマガで、「大黒天はかつて高成長したディスカウンターですが、コスモス薬品 <3349> の攻勢もあって一時停滞していました。しかし、価格引き上げで久々に業績が好調。PERも20倍割れで、昨今の物色人気に乗る可能性はあります。ここしばらく業績不振もあって、株価はドラッグや食品スーパーほどには上がっていないので乗りやすいかもしれません」と指摘した。
  そして、「ドラッグストアの躍進がとまりません。ドラッグストア関連では長らく注目してきたコスモス薬品 <3349> も割高感にはついて行けません。が、クスリのクスリアオキ <3398> を運良くまだ持っている人は保有継続でいいでしょう。ドラッグストアの活躍は目立つが、そのほかの内需型消費関連株にも株価が強いものが目立つ。ヤオコー <8279> を初めとする地域スーパーの株価上昇も立派なもの!」とも記した。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)

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