市場ニュース

戻る
 

【材料】小島鉄が急騰、東証2部の低位株物色の流れ鮮明

 小島鉄工所<6112>が急騰。株価は一時、前週末比48円高の164円まで買い進まれる場面もあった。材料株物色の流れに乗り東証2部の値上がり率でトップに買われている。同社が9日発表した14年11月期の連結業績は経常損益が4億2500万円と大幅赤字となったが株価は事前にこれを織り込んでおり、15年11月期見通しについて1000万円の黒字化を会社側は計画、これが目先筋の買いを誘導したもよう。東証2部指数は東証1部と新興市場の挟間で株価指標面などから上値余地が指摘されている。そのなか、東証2部のなかでも出遅れ感の強い低位材料株に、ここにきて大きく株価の居どころを変えるものが相次いでおり、同社株もその流れに乗った形だ。ただし、「先駆した一部の銘柄を除き特定資金による実需買いの形跡はなく、値動きについた日計り的な資金が中心」(国内証券)と指摘されている。

小島鉄の株価は11時30分現在134円(△18円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均