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【材料】富士フイルムが反発、「3Dプリンターを駆使し、皮膚・関節を量産」

 富士フイルム <4901> が反発。産経新聞が3日付で「東京大学医学部付属病院と富士フイルムなどが、立体の造形物を簡単に作製できる3Dプリンターと遺伝子工学を駆使し、人体に移植できる皮膚や骨、関節などを短時間で量産する技術を確立したことが2日、分かった」と報じたことが買い材料視された。

 報道によると、移植の際の難題だった感染症のリスクをヒトのコラーゲンの活用により低減することに成功した「世界初の技術」という。5年後の実用化を目指すとしており、再生医療の前進に大きく寄与する技術としてその将来性に期待する買いが向かった。
(「株探」編集部)

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