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【通貨】外為サマリー:1ドル119円ラインを巡り一進一退、上値では利益確定売りも

 19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=119円06~07銭近辺と前日午後5時時点に比べ38銭のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=146円16~20銭と同1銭のユーロ安・円高と横ばい圏で推移している。
 ドル円相場は119円ラインを巡り一進一退の展開。18日の米国では、失業保険申請件数は28.9万件と市場予想(29.5万件)に対し雇用情勢の改善を示す内容だった。NYダウの上昇もあり一時119円30銭まで上昇したが、原油価格の反落も警戒感を呼び118円80銭台で取引を終えた。この日の東京市場に入ってからは、日経平均株価の上昇もあり119円前後で取引されている。ただ、上値では利益確定売りも出ているようだ。この日は日銀金融政策決定会合の結果発表と黒田日銀総裁の会見が予定されている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2275~76ドルと前日に比べ0.0041ドルのユーロ安・ドル高。スイス国立銀行は18日にマイナス金利の導入を発表。スイスフランがドルに対し下落した流れを受け、ユーロも軟調に推移している。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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