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【市況】マザーズ指数は4日続落、押し目買い続かず売り強まる/マザーズ市況


 本日のマザーズ市場は、前日までの大幅下落の反動で押し目買いの動きが広がる場面もあったものの、大引けにかけて改めて売りが強まる展開となった。明日は12月の注目IPOであるgumi<3903>の上場が控えており、今後もIPOラッシュが続くことから換金売りが出やすい地合い。なお、マザーズ指数は4日続落、売買代金は概算で1206億円。騰落数は、値上がり63銘柄、値下がり121銘柄、変わらず11銘柄となった。
 個別では、ミクシィ<2121>、ファーマF<2929>、OTS<4564>、フィンテック<8789>、ビーロット<3452>などが軟調。前日、初値形成後にストップ高まで急伸したMDV<3902>は一転20%を超える大幅安に。また、リアルワールド<3691>やアトラ<6029>も13%安でマザーズ下落率上位となった。一方、クラウドワーク<3900>は8%高で取引を終えたものの、値動きの荒い展開に。その他、サイバダイン<7779>、CRI・MW<3698>、オプティム<3694>などが堅調。ケアネット<2150>、メディアシーク<4824>、テクノマセマティ<3787>、U-NEXT<9418>はストップ高となった。
 なお、本日マザーズ市場に新規上場したフルッタフルッタ<2586>は、公開価格を約52%上回る初値を付けた。その後、利益確定売りに押されストップ安まで急落した。
《HK》

 提供:フィスコ

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