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【材料】<動意株・17日>(前引け)=ダイヘン、メディアシーク、テクノマセ

 ダイヘン<6622>=続急伸。柱上変圧器など電力機器が配電網設備向けなどに需要高水準で収益を牽引している。家庭用太陽光発電システムの普及が進むにつれて増設需要が発現していることも追い風材料。一方、溶接・ロボット事業は販売好調な自動車業界や造船業界向けからの需要が高まっており、中期的にも追い風が強い。15年3月期営業利益は従来予想の70億円から80億円(前期比26.1%増)に上方修正しているが、再増額の可能性が濃厚との見方が株高を後押ししている。

 メディアシーク<4824>=ストップ高。同社は16日に、「バーコードリーダー/アイコニット」がサムスン製の新型スマートフォン「GALAXY Tab S SCT21」のプリインストールアプリに採用されたと発表。さらなる採用拡大などが期待されているようだ。バーコードリーダー/アイコニットは、スマホ向けJAN/QRコード読み取りアプリ。11月中旬には累計1400万ダウンロードを達成している。

 テクノマセマティカル<3787>=ストップ高カイ気配。きょう付の日刊工業新聞で、圧縮されたフルハイビジョンの16倍の画素数を持つ「8K」映像を、画質を落とさずに復元する技術を開発したと報じられたことを材料視。記事によると15年春をメドに、動画ファイルを変換するエンコーダーも開発する計画という。8K(7680×4320画素)映像は、16年の試験放送開始を目指して開発が進められているが、同社が開発したのは記録や伝送のために圧縮された8K映像をリアルタイムで元に戻す技術で、新たな技術に対するニーズの高まりへの期待感から買いが入っているようだ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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