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【市況】日経平均は3日続落、一時300円超の下落も下げ渋る展開に/相場概況


日経平均は3日続落。世界的な景気減速懸念が広がるなか、10日の米国市場でもリスク回避の動きが強まり、NYダウが200ドル超の下落、ドル・円も117円台まで円高に振れたことなどを受けて、日経平均は200円超の下落でスタート。朝方には一時前日比368.95円安の17043.63円まで下落する場面もあったが、直近のきつい調整を背景に下値では押し目買いが入り、下げ幅を縮小する展開となった。

大引けの日経平均は前日比155.18円安の17257.40円となった。東証1部の売買高は22億9316万株、売買代金は2兆5128億円だった。業種別では、鉄鋼、銀行業、金属製品が下落率上位だった。一方、上昇したのは空運業、陸運業の2業種のみだった。

個別では、トヨタ自<7203>、ソフトバンク<9984>、三菱UFJ<8306>、マツダ<7261>、三井住友<8316>などが軟調。JT<2914>、三井物産<8031>、三井不<8801>は2%超の下落となった。また、カナモト<9678>、アーレスティ<5852>、丹青社<9743>などが東証1部下落率上位に。一方、富士重<7270>、日立<6501>、キヤノン<7751>、伊藤忠<8001>、ケネディクス<4321>などが堅調。また、マーベラス<7844>は8%高と上げが目立ったほか、ヘリオステクノ<6927>、スカイマーク<9204>、コロプラ<3668>などが東証1部上昇率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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