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【市況】日経平均は57円高、年初来高値接近で利食い売りも


10時04分現在の日経平均株価は、17415.08円(前週末比+57.57円)で推移。中国が予想外の利下げを行ったほか、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の量的緩和示唆などが材料視され、NYダウが連日最高値を更新し、日経平均も買い先行でスタート。ただ、年初来高値(17520.54円)に接近するなか利益確定売りが強まったほか、為替相場の円安一服などを背景に買い一巡後の日経平均は上げ渋る展開になっている。

また、ファナック<6954>の弱含みが指数の上値抑制要因になる一方、ソフトバンク<9984>の堅調さが相場を下支え。なお、格上げでソニー<6758>が年初来高値を更新しているほか、トヨタ<7203>やパナソニック<6752>、キヤノン<7751>、日立<6501>なども年初来高値を更新している。

セクター別では、保険、ゴム製品、鉄鋼、電気機器、輸送用機器などが上昇する一方、医薬品、食料品、不動産、電力・ガス、サービス業などが下落。値上がり率上位には、サニックス<4651>、九電工<1959>、タカタ<7312>、船井電機<6839>、星光PMC<4963>などがランクイン。値下がり率上位には、スカイマーク<9204>、松風<7979>、ティーガイア<3738>、秀英<4678>、WDB<2475>などがランクイン。出来高上位には、ユニチカ<3103>、みずほFG<8411>、三菱UFJ<8306>、新日鉄住金<5401>、神戸製鋼<5406>などがランクインしている。

《KO》

 提供:フィスコ

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