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【通貨】10月24日のNY為替概況


 24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円78銭まで下落後、108円18銭まで反発し、108円05銭で引けた。予想を下振れた米国の9月新築住宅販売件数に失望したドル売りが優勢となったが、「ニューヨーク市で新たにエボラ熱感染者がでた」との報道にもかかわらず株式相場が上昇したことを背景にリスク選好の円売りが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.2647ドルへ下落後、1.2696ドルへ反発し1.2665ドルで引けた。一部メディアが入手した26日に公表予定の欧州中央銀行(ECB)によるストレステスト(健全性審査)声明の草稿内容、「25行の域内金融機関が「不合格」」と報道したこと、ドラギECB総裁が欧州連合(EU)指導者に対して刺激策の導入を要請したこと、フランスの9月求職者数合計が過去最高に達したことなどがユーロ売り材料となり上値を抑制した。ユーロ・円は、136円52銭へ下落後、株高に連れたリスク選好の円売りに137円07銭へ反発。

ポンド・ドルは、1.6045ドルから1.6099ドルへ上昇した。

ドル・スイスは、0.9536フランから0.9498フランへ下落した。



[経済指標]・米・9月新築住宅販売件数:46.7万戸(予想:47万戸、8月:46.6万戸←50.4万戸)

《KY》

 提供:フィスコ

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