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【特集】ジャストプランニング Research Memo(4):経営の安全性、財務の健全性を示す指標は高水準で推移


■決算概要

(2)財務状況と経営指標

ジャストプランニング<4287>の2014年7月末における財務状況を見ると、総資産は前期末比465百万円減少の2,575百万円となった。流動資産では現預金が前期末比で922百万円減少して1,427百万円となった一方で、固定資産では太陽光発電設備の投資に伴い有形固定資産が同150百万円増加し382百万円となったほか、投資有価証券が361百万円増加し400百万円となった。

一方、負債合計は前期末比513百万円減少の240百万円となった。流動負債では未払法人税等が前期末比323百万円減少の59百万円、短期借入金が同200百万円減少しゼロとなった。純資産は利益剰余金の増加などにより、同47百万円増の2,335百万円となった。

経営指標について見ると、経営の安全性を示す流動比率や自己資本比率はいずれも高水準で推移しており、財務の健全性は高い状況が続いている。また、収益性も売上高営業利益率で20%台を上回る水準で安定して推移している。主力事業であるASP事業がストック型のビジネスモデルであり、顧客基盤なども安定していることが要因と考えられる。ただ、成長性に関しては、営業利益の伸び悩みが続いており、今後の経営課題となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《FA》

 提供:フィスコ

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