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【特集】ティー・ワイ・オー Research Memo(11):中計実現を前提とした配当性向の改善、増配余地に期待


■株主還元

ティー・ワイ・オー<4358>の2014年7月期は上場市場変更記念配3円を加え1株当たり年6円配(配当性向60.9%)を実施した。2015年7月期は1株当たり年4円配(配当性向26.9%)を予定しており、記念配を除けば実質増配となる。同社は、中期経営計画のなかで、企業の所有者たる株主への還元を重視する方針を打ち出しており、配当性向25%以上を目標に掲げている。したがって、同社の中期経営計画の実現を前提にすれば、配当性向の改善、及び利益成長に伴う増配余地は十分にあると期待できる。また、期末の配当と合わせ、中間期における株主還元策として株主優待制度も継続実施する意向である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《FA》

 提供:フィスコ

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