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【通貨】【NY午前外為概況】良好な米国の経済指標でドル買い


 2日のニューヨーク午前の外為市場でドル・円は、104円90銭から105円22銭まで上昇した。予想を上振れた米国の8月ISM製造業景況指数や7月建設支出を受けた債券利回りの上昇に伴うドル買いが強まった。また、安倍内閣改造でGPIF「年金積立金管理運用独立行政法人」において国債比率の引き下げを主張していた塩崎氏の安倍内閣入りが固まったとの報を受けて円売りも強まった。

ユーロ・ドルは、1.3113ドルから1.3130ドルへ上昇した。ユーロ・ポンド絡みの買いや心理的節目付近での利食いの買いに下げ止まった。

ユーロ・円は、137円58銭から138円01銭へ上昇した。株高に連れたリスク志向の円売りが優勢となった。

ポンド・ドルは、1.6534ドルから1.6491ドルへ下落した。スコットランド独立住民投票に向けた調査結果で、半数近くが独立支持を示したことを嫌ったポンド売りが加速。

ドル・スイスは、0.9210フランから0.9193フランへ下落した。



[経済指標]

・米・8月ISM製造業景況指数:59.0(予想:57.0、7月:57.1)
・米・7月建設支出:前月比+1.8%(予想:+1.0%、6月:-0.9%←-1.8%)
・米・8月製造業PMI改定値:57.9(予想:58.0、速報値:58.0)

《KY》

 提供:フィスコ

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