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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:サイバダイン、ゲオHD、東京製鉄、ミナトエレ

■CYBERDYNE <7779> 3,780円  +125 (+3.4%)   11:30現在
 サイバダイン <7779> [東証M]が27日、福島県が公募した「災害対応ロボット産業集積支援事業」において、同社が研究開発しているテーマである「災害対策用遠隔操作インタフェース“ロボットスーツHALマスタ”および自走式双腕ロボットの研究開発」が補助対象事業として採択されたと発表したことが好感された。採択された事業は、装着型のロボットスーツHALマスタを用いて、災害発生時に投入されるさまざまな遠隔機器とオペレータをシームレスに接続し、効率的な操作と協調作業を可能にする遠隔操作システムの開発を目指すもの。補助事業期間は交付決定後、15年2月28日まで。補助金額は5600万円の予定。発表を受けて、装着型ロボットの災害対策向け用途への活用に期待する買いが向かった。

■ゲオホールディングス <2681> 905円  +25 (+2.8%)   11:30現在
 27日、ゲオHD <2681> が発行済み株式数(自社株を除く)の6.29%にあたる340万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は9月3日から15年6月23日まで。

■東京製鐵 <5423> 609円  +1 (+0.2%)   11:30現在
 東京製鉄 <5423> が3日ぶりに反発。日経新聞が28日付で「東京製鉄は2015年3月期末までに有利子負債を100億円程度削減して、200億円程度にする方針だ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「鋼材市況の回復で、前期決算では5期ぶりに単独営業損益が黒字転換した。今期も堅調な需要が続いており、営業利益は前期比3.9倍の95億円を計画している」としており、収益改善による財務体質強化を好感する買いが向かった。

■ミナトエレクトロニクス <6862> 101円  +30 (+42.3%) ストップ高    11:30現在
 27日に発表した「中国で連絡事務所を増設」が買い材料。

■アクロディア <3823> 377円  +80 (+26.9%) ストップ高    11:30現在
 27日、アクロディア <3823> [東証M]がスマートフォン向けに配信予定のゲーム「ジャイアントハンマー~巨人クロニクル~」の事前登録を開始したと発表したことが買い材料視された。「ジャイアントハンマー」は、巨大なハンマーを振り回して群がる敵モンスターたちと戦う、新感覚アクションゲーム。タップ操作で巨大なハンマーを振り下ろす、今までのスマホゲームにはなかった爽快感が最大の特徴という。発表を受けて、新タイトルのヒットによる業績貢献を期待する買いが殺到した。同社株は前日もサッカーゲームの「コロプラ」での配信開始を材料に一時ストップ高を演じており、連日の好材料が値動きの軽さに着目した目先筋の資金を呼び込んだ形となった。

■ディーブイエックス <3079> 1,058円  +90 (+9.3%)   11:30現在
 27日、東証がDVx <3079> [東証2]を9月3日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■サンワテクノス <8137> 1,104円  +56 (+5.3%)   11:30現在
 サンワテク <8137> が続急伸。日経新聞が28日付で「サンワテクノスは2016年3月期の連結経常利益を14年3月期実績に比べ37%増やして47億円程度とする方針だ。3期連続で過去最高となる」と報じたことが買い材料視された。報道によると、インドネシアでの販売会社設立に続き、フィリピンやベトナムでの設立も検討を進めるなど営業体制を強化。アジアを中心とする海外で自動車や工作機械向けに電子部品の販売を伸ばすという。報道を受けて、海外市場での需要取り込みによる収益拡大に期待する買いが向かった。

■ノーリツ鋼機 <7744> 670円  +25 (+3.9%)   11:30現在
 ノーリツ鋼機 <7744> が大幅続伸。日経新聞が28日付で、「写真処理大手のノーリツ鋼機が、整形外科手術に用いる人工関節や人工骨を手掛けるエム・エム・ティー(大阪市)を買収する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「エム・エム・ティーの持つ高い技術力とノーリツの営業力を生かして市場を開拓する」という。同社では医療を今後の成長分野に掲げており、今回の買収により、整形外科領域で3年後に50億円の売り上げを目指すとしており、将来的な業績への寄与を期待した買いが向かった。

■メディア工房 <3815> 1,189円  +18 (+1.5%)   11:30現在
 27日、メディア工房 <3815> [東証M]が7月度の連結売上高が前年同月比4.5%増の2億0500万円になったと発表したことが買い材料。前年を上回るのは2ヵ月連続。auスマートパスでの占いコンテンツが引き続き好調で、コンテンツ事業の売上高が順調に推移した。

■インターアクション <7725> 649円  -32 (-4.7%)   11:30現在
 27日、東証と日証金がインターアク <7725> [東証M]について28日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■ナトコ <4627> 924円  -33 (-3.5%)   11:30現在
 27日、ナトコ <4627> [JQ] が14年10月期の連結経常利益を従来予想の19億円→12.7億円(前期は27.3億円)に33.2%下方修正し、減益率が30.4%減→53.5%減に拡大する見通しとなったことが売り材料。スマートフォン(スマホ)向けの樹脂素材が顧客企業の生産調整や競争の激化で不振だったほか、原材料価格の上昇や中国子会社の操業準備費用の増加による採算悪化も響く。

■アーク <7873> 169円  +10 (+6.3%)   11:30現在
 27日に発表した「A種・C種優先株式計1億7351万8613株を消却」が買い材料。

■ラクーン <3031> 543円  +23 (+4.4%)   11:30現在
 27日に決算を発表。「5-7月期(1Q)経常は57%増益で着地」が好感された。
 ラクーン <3031> [東証M] が8月27日大引け後(15:00)に決算を発表。15年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比56.8%増の5800万円に拡大した。
  ⇒⇒ラクーンの詳しい業績推移表を見る

■オリンパス <7733> 3,745円  +40 (+1.1%)   11:30現在
 28日付の朝刊で「アジアに内視鏡輸出、東大などと連携」と一部報じられたことが買い材料視された。

■メディカル一光 <3353> 3,080円  -100 (-3.1%)   11:30現在
 27日に発表した「株主優待制度を廃止」が売り材料。

●ストップ高銘柄
 図研エルミック <4770> 1,019円  +300 (+41.7%) ストップ高    11:30現在
 大泉製作所 <6618> 1,024円  +300 (+41.4%) ストップ高買い気配    11:30現在
 生化学工業 <4548> 1,654円  +300 (+22.2%) ストップ高買い気配    11:30現在
 ツインバード工業 <6897> 465円  +80 (+20.8%) ストップ高    11:30現在
 NVC <3394> 1,775円  +300 (+20.3%) ストップ高買い気配    11:30現在
 など、14銘柄

●ストップ安銘柄
 インスパイアー <2724> 202円  -80 (-28.4%) ストップ安売り気配    11:30現在
 DWセラピ研 <4576> 1,875円  -500 (-21.1%) ストップ安    11:30現在
 など、2銘柄

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