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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:JAM、サイバダイン、フリークアウ、学研HD

■JAM <8922> 187円  +37 (+24.7%) 一時ストップ高    11:30現在
 22日に業績修正を発表。「非開示だった今期経常は5.4倍増で8期ぶり最高益更新へ」が好感された。
 JAM <8922> [東証M] が7月22日大引け後(16:30)に非開示だった業績見通しを発表。15年3月期の業績予想は経常利益(非連結)が前期連結比5.4倍の43億円を見込み、8期ぶりに過去最高益を更新する見通しと発表した。
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■CYBERDYNE <7779> 13,290円  +1,500 (+12.7%)   11:30現在
 SMBC日興証券が22日付で、サイバダイン <7779> [東証M]の投資判断を新規に「1(強気)」とし、目標株価を1万6000円に設定したことが買い材料視された。レポートによると、同社は国際標準化機構(ISO)内のメディカルロボット委員会のエキスパートメンバーとして「ルールを作る立場」にもあり、この分野で最先端を走っている。現在、日本・ドイツ・米国だけでも麻痺などの運動障害をきたす疾患患者は1100万人を超えており、ロボットスーツHALによる治療が加速度的に広がると指摘している。また、短期的には米国でのFDA申請、日本での治験終了・薬事申請・介護保険適用、15年3月期下期黒字転換などがカタリストになると予想している。

■フリークアウト <6094> 6,660円  +580 (+9.5%) 一時ストップ高    11:30現在
 22日に決算を発表。「10-6月期(3Q累計)経常は1.3億円・通期計画を超過」が好感された。
 フリークアウ <6094> [東証M] が7月22日大引け後(15:00)に決算を発表。14年9月期第3四半期累計(13年10月-14年6月)の連結経常利益は1.3億円となり、通期計画の1億円をすでに上回った。
  ⇒⇒フリークアウトの詳しい業績推移表を見る

■学研ホールディングス <9470> 303円  +21 (+7.5%)   11:30現在  東証1部 上昇率7位
 学研HD <9470> が急伸。日経新聞が23日付で「政府は高齢者に偏る金融資産の子や孫への移転を促す。祖父母が孫に教育資金を贈った場合、1500万円まで贈与税がかからない制度を延長する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「2015年末としていた期限を2~3年延ばす」としており、学習参考書を展開する同社のほか、学習塾を手掛ける、リソー教育 <4714> 、東京個別 <4745> 、栄光HD <6053> [東証2]のほか、資格取得スクールを展開するTAC <4319> などが買われた。

■ミクシィ <2121> 4,125円  +215 (+5.5%)   11:30現在
 22日、東証が23日売買分からミクシィ <2121> [東証M]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を70%以上[うち現金40%以上]とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。また、前日昼にスマートフォン向けゲーム「モンスターストライク」の世界累計での利用者数が1000万人を突破したと発表したことも改めて買い材料視された。13年10月に公開された同タイトルは、最近は約20日ごとに100万人のペースで利用者が増えているとされ、1000万人達成に約1年を要したガンホーの「パズル&ドラゴンズ」を上回るペースで利用者を拡大している。

■メルコホールディングス <6676> 2,296円  +60 (+2.7%)   11:30現在
 22日、メルコ <6676> が決算を発表。15年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比3.0倍の13.8億円に急拡大して着地したことが買い材料。低収益製品の販売抑制やパソコン周辺機器の販売低迷などで20.2%の大幅減収となったものの、原価低減やコスト削減で補った。ネットワーク対応ハードディスク(NAS)など高付加価値製品の販売が伸びたことも大幅増益に貢献した。上期(4-9月)計画の17億円に対する進捗率が81.5%に達したことで、業績上振れを期待する買いが向かった。

■ジャムコ <7408> 1,868円  +37 (+2.0%)   11:30現在
 ジャムコ <7408> [東証2]が続伸。日経新聞が23日付で「航空機用内装品を手掛けるジャムコの2014年4-6月期は、連結純利益が前年同期の約2.7倍の4億円前後となったもようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「世界での航空輸送需要の増加を追い風に、化粧室(ラバトリー)など内装品事業が伸びた」という。米ボーイング787向けの内装品や、新規に参入したシート事業好調による業績拡大を好感した買いが向かった。

■アサヒ <2502> 3,161円  +12 (+0.4%)   11:30現在
 22日、アサヒ <2502> が14年12月期上期(1-6月)の連結経常利益を従来予想の335億円→413億円に23.3%上方修正。従来の3.6%減益予想から一転して18.8%増益を見込み、一気に3期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。高価格な「スーパードライ ドライプレミアム」などが好調で、売上が計画を上回ったことが寄与。コスト削減や効率的な設備投資に加え、持ち分法投資損益の改善も利益を押し上げた。市場予想(370億円前後)をも上回ったとあって、業績上振れを好感する買いが向かった。

■ガンホー <3765> 626円  +1 (+0.2%)   11:30現在
 ガンホー <3765> [JQ]が続伸。日経新聞が23日付で「スマートフォン(スマホ)ゲーム大手、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの2014年1~6月期は、連結営業利益が前年同期比約1割増え、500億円前後になったもようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「1~6月期として過去最高。『パズル&ドラゴンズ』(パズドラ)の利用者が一段と拡大し、課金収入が伸びた」という。新ゲーム投入をテコに14年12月期通期も営業最高益を更新する公算が大きいとしており、業績好調報道に好感した買いが向かった。

■UBIC <2158> 1,089円  -44 (-3.9%)   11:30現在
 22日、東証と日証金がUBIC <2158> [東証M]について23日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■宮越ホールディングス <6620> 919円  +150 (+19.5%) ストップ高    11:30現在  東証1部 上昇率2位
 23日午前、宮越HD <6620> が15年3月期上期(4-9月)の連結最終利益を従来予想の1.3億円→28.2億円(前年同期は0.4億円)に21倍上方修正したことが買い材料。連結子会社の深セン皇冠(中国)電子有限公司が所有する固定資産の一部譲渡により、特別利益39億8900万円が発生することが利益を押し上げる。上期の増額分を上乗せする形で、通期の最終利益も従来予想の3.1億円→30億円(前期は3億円)に9.7倍上方修正した。

■レカム <3323> 87円  +9 (+11.5%)   11:30現在
 23日前場、エフティコム <2763> [JQ]と資本業務提携を結んだと発表したことが買い材料。
 22日に発表した「BPO事業を手掛けるHJ社を子会社化」も好感された。
 BPO事業を手掛けるHJ社を子会社化。15年9月期以降の業績に与える影響は、HJ社の持つコンサルティングノウハウの活用により連結ベースで1億円程度の増収、BPO事業の統合によるHJ社の間接コスト削減や顧客基盤の活用などのシナジー効果により営業利益で200-300万円の増加を見込む。

■モーニングスター <4765> 284円  +27 (+10.5%)   11:30現在
 Mスター <4765> [JQ]が続急伸。日経新聞が23日付で「モーニングスターの2014年4~6月期の連結営業利益は、前年同期比13%増の3億2000万円程度だったようだ。4~6月期として過去最高となる」と報じたことが買い材料視された。報道によると、金融機関向けのファンドデータの販売事業が好調だったうえ、確定拠出年金を導入する企業向けの投資教育事業が伸び、資産運用セミナー事業の苦戦を補ったという。投資家向け広報(IR)事業の伸びを背景に、15年3月期通期(会社側計画は非開示)も最高益を更新する公算が大きいと伝えており、好業績を期待する買いを誘った。

■OCHIHD <3166> 992円  +59 (+6.3%)   11:30現在
 22日、OCHIHD <3166> [東証2]が8月31日現在の株主を対象に1→1.5の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■レーザーテック <6920> 1,048円  +54 (+5.4%)   11:30現在
 22日、レーザーテク <6920> が14年6月期の連結経常利益を従来予想の22.5億円→31.6億円40.5%上方修正。従来の11.3%減益予想から一転して24.6%増益見通しとなったことが買い材料。原価低減や研究開発費の次期へのずれ込みなどによる販管費の減少が利益を押し上げた。業績上振れに伴い、期末一括配当を20円→27円(前の期は1→2の株式分割前で48円)に増額修正した。

●ストップ高銘柄
 協栄産業 <6973> 280円  +80 (+40.0%) ストップ高    11:30現在
 テクノ・セブン <6852> 245円  +50 (+25.6%) ストップ高買い気配    11:30現在
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 コムシード <3739> 529円  -100 (-15.9%) ストップ安    11:30現在
 など、1銘柄

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