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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:東芝テック、ガンホー、タダノ、クスリアオキ

■東芝テック <6588> 667円  +49 (+7.9%)   11:30現在  東証1部 上昇率3位
 28日、東芝テック <6588> が決算を発表。14年3月期の連結経常利益は前々期比34.9%増の200億円に拡大し、15年3月期も前期比29.6%増の260億円に伸びを見込み、7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期も海外向けPOSシステムなどを手掛けるグローバルソリューション事業が収益を牽引する。為替レートは、1ドル=100円、1ユーロ=138円を想定。業績好調に伴い、今期の年間配当は5円増の13円に大幅増配する方針を示したことも支援材料となった。

■ガンホー <3765> 604円  +37 (+6.5%)   11:30現在
 28日、ガンホー <3765> [JQ] が決算を発表。14年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比50.5%増の280億円に拡大して着地。前四半期(13年10-12月)比でも31.1%増益を達成したことが買い材料。スマートフォン向けの人気パズルゲーム「パズル&ドラゴンズ」の利用者が国内外で増え続けたうえ、アクションパズルゲーム「ケリ姫スイーツ」も順調に伸び、売上高が前年同期比61.5%増に拡大。テレビCMなど販管費の増加を補った。

■タダノ <6395> 1,421円  +70 (+5.2%)   11:30現在  東証1部 上昇率5位
 28日に決算を発表。「今期経常は4%増で2期連続最高益、前期配当を1円増額・今期は1円増配へ」が好感された。
 タダノ <6395> が4月28日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期の連結経常利益は前の期比89.0%増の216億円に拡大し、従来予想の187億円を上回って着地。15年3月期も前期比4.0%増の225億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。4期連続増収、増益になる。同時に、前期の年間配当を18円→19円(前の期は12円)に増額し、今期も前期比1円増の20円に増配する方針とした。
  ⇒⇒タダノの詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「中期計画、16年度営業益300億円以上が目標」も買い材料。

■クスリのアオキ <3398> 6,810円  +330 (+5.1%)   11:30現在  東証1部 上昇率6位
 28日に発表した「4月度の既存店売上高は前年比14.7%増」が買い材料。

■中電工 <1941> 1,476円  -138 (-8.6%)   11:30現在  東証1部 下落率3位
 28日に決算を発表。「今期経常は53%減益、前期配当増額も今期減配」が嫌気された。
 中電工 <1941> が4月28日大引け後(16:30)に決算を発表。14年3月期の連結経常利益は前の期比3.0倍の179億円に拡大したが、15年3月期は前期比53.1%減の84億円に大きく落ち込む見通しとなった。同時に、前期の年間配当を28円→30円(前の期は20円)に増額し、今期は前期比5円減の25円に減配する方針とした。
  ⇒⇒中電工の詳しい業績推移表を見る

■トーエネック <1946> 505円  -33 (-6.1%)   11:30現在
 28日に決算を発表。「今期経常は27%減益、2円増配へ」が嫌気された。
 トーエネク <1946> が4月28日大引け後(15:40)に決算を発表。14年3月期の連結経常利益は前の期比52.0%増の64.2億円に拡大したが、15年3月期は前期比26.8%減の47億円に減る見通しとなった。
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■三菱製鋼 <5632> 209円  -12 (-5.4%)   11:30現在
 28日に決算を発表。「今期経常は17%減益へ」が嫌気された。
 菱製鋼 <5632> が4月28日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期の連結経常利益は前の期比59.0%増の59.1億円に拡大したが、15年3月期は前期比17.2%減の49億円に減る見通しとなった。
  ⇒⇒三菱製鋼の詳しい業績推移表を見る

■図書印刷 <7913> 390円  -21 (-5.1%)   11:30現在
 28日に業績修正を発表。「前期経常を33%下方修正」が嫌気された。
 図書印 <7913> が4月28日大引け後(15:15)に業績修正を発表。14年3月期の連結経常利益を従来予想の7.8億円→5.2億円(前の期は8.7億円)に33.3%下方修正し、減益率が11.3%減→40.8%減に拡大する見通しとなった。
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■ウインテスト <6721> 333円  +80 (+31.6%) ストップ高    11:30現在
 28日、太陽光発電と関連機器分野、医療機器分野、情報ネットワーク、通信システム分野といった新規・成長分野事業に参入すると発表したことが買い材料。

■レカム <3323> 95円  +13 (+15.9%)   11:30現在
 28日に業績修正を発表。「上期経常を20%上方修正」が好感された。
 レカム <3323> [JQ] が4月28日大引け後(15:30)に業績修正を発表。14年9月期第2四半期累計(13年10月-14年3月)の連結経常損益を従来予想の2000万円の黒字→2400万円の黒字(前年同期は4000万円の赤字)に20.0%上方修正した。
  ⇒⇒レカムの詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「新自然冷媒ガスを販売開始」も買い材料。
 自然界に存在する物質で創られた新自然冷媒ガスを販売開始。エアコンの冷媒を「新自然冷媒ガス」に入れ替えるだけで空調コストを10-40%削減。

■トレイダーズ <8704> 60円  +6 (+11.1%)   11:30現在
 28日に発表した「スリランカでバイオマス発電共同事業」が買い材料。
 関連会社ZEエナジーがスリランカの発電事業者とバイオマス発電共同事業で基本合意書を締結。

■富士通コンポーネント <6719> 439円  +38 (+9.5%)   11:30現在
 28日、富士通コン <6719> [東証2] が決算を発表。14年3月期の連結経常損益は3億円の黒字(前々期は3.5億円の赤字)に浮上し、15年3月期の同利益は前期比2.1倍の6.5億円に急拡大する見通しとなったことが買い材料。前期は新製品や系列品の積極的投入による売上高の拡大、発生費用の縮減やコストダウンなどによる原価低減を実施したほか、円安に伴う為替差益2億3200万円の計上が寄与した。今期も車載・産業機械向けリレーや車載向けタッチパネルの販売が伸び、11.7%増収を見込む。

■丸文 <7537> 561円  +23 (+4.3%)   11:30現在
 28日、丸文 <7537> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の33.5億円→39億円(前の期は25億円)に16.4%上方修正したことが買い材料。画像診断装置などの医用機器や、タブレット端末向けの半導体、電子部品の販売が好調に推移したことが寄与した。業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の16円→19円(前々期は15円)に増額修正したことも支援材料。

■第一工業製薬 <4461> 310円  +6 (+2.0%)   11:30現在
 28日、一工薬 <4461> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の19億円→23.7億円(前々期は15.4億円)に24.7%上方修正したことが買い材料。電子デバイス材料などの需要の減少が響き、売上が減少するものの、コスト削減効果や第4四半期(1-3月)の消費税増税前の駆け込み需要への増産対応に、5、6月の設備の定期修理に伴う備蓄生産が加わったことによる操業度差益が発生したことが利益を押し上げた。

■藍澤證券 <8708> 571円  -87 (-13.2%)   11:30現在
 28日に決算を発表。「前期経常は3.0倍増益で着地・1-3月期(4Q)経常は79%減益、今期業績は非開示」が嫌気された。
 藍沢 <8708> [JQ] が4月28日大引け後(15:30)に決算を発表。14年3月期の連結経常利益は前の期比3.0倍の53.1億円に急拡大し、3期連続増益となった。なお、15年3月期の業績見通しは開示しなかった。
  ⇒⇒藍澤證券の詳しい業績推移表を見る

●ストップ高銘柄
 UBIC <2158> 532円  +80 (+17.7%) ストップ高    11:30現在
 など、2銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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