【通貨】欧州為替：「ウクライナ情勢への警戒感からリスク回避の円買い　102.17円/141.39円」

23日のロンドン外国為替市場でのドル・円は、ウクライナ情勢への警戒感から、102円51銭から102円17銭まで弱含みに推移した。


ユーロ・ドルは、ユーロ圏の4月の製造業PMIが予想を上回ったことで、1.3822ドルから1.3855ドルまで強含みに推移した。
ユーロ・円は、141円92銭から141円39銭まで弱含みに推移した。


ポンド・ドルは、1.6782ドルから1.6827ドルで推移した。
ドル・スイスフランは、0.8810フランから0.8841フランで推移した。


[経済指標]
・ユーロ圏・4月製造業PMI：53.3（予想：53.0、3月：53.0）
・ユーロ圏・4月サービス業PMI：53.1（予想：52.5、3月：52.2）
・ユーロ圏・4月総合景気指数：54.0（予想：53.0、3月：53.1）
・南ア・３月消費者物価指数：前月比+1.3％、前年比+6.0％(予想：前年比+5.9％、２月：+5.9％)
・英・３月財政赤字（純借入PSNB）：48.61億ポンド
・ユーロ圏・2013年公的債務対GDP比：92.6％(2012年：90.6％)
・ギリシャ・2013年公的債務対GDP比：175.1％(2012年：157.2％)
・イタリア・2013年公的債務対GDP比：132.6％(2012年：127.0％)
・米・先週分MBA住宅ローン申請指数：前週比-3.3％（前回：+4.3％）


[要人発言]
・英国中央銀行MPC議事録（4月開催分）
「９対0で政策金利と資産買入枠の維持を決定」
「景気回復の勢い増している、インフレ圧力は抑制」

・ハンソン・エストニア中央銀行総裁
「量的緩和は、運用上複雑となる」

《MY》

　提供：フィスコ