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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (4月23日記)


 日経平均株価は、昨日の下げによって、1万4649円付近が戻り高値になる可能性が大きくなりました。

 本日は、NYダウの上昇、円・ドル堅調から反発の動きになると考えられますが、そうなっても、昨日と同様、1万4649円が意識される動きになる公算です。

 本日の反発は、下げ途中の小幅調整の動きか、目先の天井型を作る動きになる公算です。反発幅が変わるだけで、どちらも1~3営業日の堅調な動き(本日の反発で終了という見方が有力)で終わり、その後、下降を開始すると考えられます。

 目先の動きは、今後の下げ余地を示します。目先が1万4649円を超えて、その後、すぐに下降を開始しないか、1万4649円を超えなくても、1週間程度下値堅く推移するなら、それは、現在の下げが1万3000円以下にならない可能性を示します。

 現在の下げが1万3000円以下を目指す動きなら、4月末頃には4月11日安値の1万3885円以下へ価格が下げていると考えられます。

情報提供:パワートレンド=Power Trend

(「株探」編集部)

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