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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (4月21日記)


 日経平均株価は、最近の反発調が2月以降の保ち合いの途中の動きか、すでに下降の流れへ入っている中での自律反発場面のどちらかです。

 どちらの場合でも、今週中、1万4846円前後(3月17日以降と同程度の上げ幅になる地点)か、その手前で上値を抑えられる公算です。

 5月は他の月と比較して、下げやすい月になっています。上げやすい4月に上値重く推移した経緯から、下げやすい5月は、保ち合いを抜け出して、下げが勢いづく展開になる可能性があります。

 5月に下げ幅の大きな動きになるなら、今週から来週にかけては、1万3885円前後(4月11日安値)が下値堅さのない場所だということを示す動き、1万3885円前後まで下げる動きがあらわれて、下降の準備に入ると考えられます。

情報提供:パワートレンド=Power Trend
(「株探」編集部)

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