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【市況】NY金:反落で1293.9ドル、米指標改善やウクライナ懸念緩和で売り優勢


NY金は反落(COMEX金6月限終値:1293.9 ↓9.6)。1303.2ドルから一時1292.8ドルまで下落した。この日発表された米国の前週分新規失業保険申請件数が減少し、4月フィラデルフィア連銀景況指数が上昇したことを受けて、連邦準備理事会(FRB)による量的緩和の縮小が継続するとの観測から金の売りが先行。

さらに、ロシア、ウクライナ、米国、欧州連合(EU)が、ウクライナ問題をめぐる外相級4者協議を開催。「すべての当事者は、暴力の抑制を含むウクライナ情勢の緊張緩和に向けて取り組む」などとした共同声明で合意したことを受けて、安全資産としての買い需要も後退し、売りが強まった。

《KO》

 提供:フィスコ

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