【特集】《注目銘柄を探る》日本通信<9424>ストップ高、ＭＶＮＯの成長期待が高まる

総務省は14日、MVNOサービスの利用動向に関するデータを公表。2013年12月末時点で、MVNOの総契約数は1375万件。契約総数1億5325万件の移動系通信市場の中で、NVMOの占めるシェアは9％程度と。

内訳は、携帯電話・PHSが717万件、BWAが657万件。また、「SIMカード型」のMVNOサービス（独自の料金プランでSIMカードによるデータ通信サービス単体を提供する形態）の契約数は138万で、MVNOに占めるシェアは10％だとしている。

MVNOサービスの事業者数は161社で、このうち上位33社で契約数の9割にあたる1317万件を占めている。また、MVNO総契約数のうち過半数の55％に当たる759万が、MNOと同一グループに属するMVNOだったと発表している。

MVNO は、仮想移動体通信事業者（Mobile Virtual Network Operator の頭文字）。これに対し、NTTドコモやKDDI au そしてソフトバンクモバイルはMNO（Mobile NetworkOperator 移動体通信事業者）と呼ばれる。MVNO はMNO から通信アクセスを購入し、自社ブランドで通信サービスを提供する事業者である。

クレディスイスでは、MVNOの業界成長性に注目し、日本通信<9424>を投資評価「OUTPERFORM」、目標株価620円でカバレッジを開始している。

<9424>日本通信
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《TM》

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