【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (4月15日記)
日経平均株価は、昨晩のNYダウの上昇から、本日の価格が上昇すると考えられます。
4月3日以降の下げの勢いの強さを考慮すると、目先の価格が反発したとしても、それは、小幅調整程度の動きで終わるという見方が有力です。その場合、本日か、明日、1万4100~1万4300円程度の地点で上値を抑えられて、すぐに下降を開始すると考えられます。
反転下降後は、5月下旬頃までの期間で昨年6月の安値1万2415円を目指すと考えられます。
現時点での有力なシナリオは、5月末に1万2500円前後で押し目をつけた後、6月から8月の期間で右肩下がりの押し目底のパターンを形成し、8月以降に上昇を開始するというものです。
8月から9月にかけて、1万6320円(13年12月30日高値)を年末以降に超える展開となるか、1万6320円が大天井になるかの判定場面(この時期に1万6320円へ接近するという意味ではありません)があります。
情報提供:パワートレンド=Power Trend
(「株探」編集部)