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【材料】コナミが大幅反発、今期業績悪化織り込み来期業績急回復期待の買い膨らむ

  コナミ <9766> が大幅反発。2013年12月4日以来の2600円台回複場面もあった。今期業績悪化は株価に織り込み、来期の業績急回復を期待した買いが膨らんでいる。同社株価は2月6日には2181円と昨年10月以来の安値水準まで叩かれた。同日、14年3月期連結経常利益予想を従来の260億円から47.5%減の115億円と大幅に引き下げると発表したことが失望売りを誘ったもの。

  同社では、交流サイト(SNS)向けゲームでガラケー(従来型携帯電話)からスマホ(スマートフォン)への転換が想定以上に早かったため、昨夏に主力タイトルをスマホに移行する体制を本格化したものの今期中に投入できない見通しとなったことが減額修正の主因。今春にはスマホ向けに「ドラゴンダイス」などの配信予定にあり、来15年3月期業績急回復を図るという。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク

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