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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):昭和飛、NECフィル、富士通、マンダム

■昭和飛行機工業 <7404> 1,421円  +300 (+26.8%) ストップ高    本日終値
 30日、昭和飛 <7404> [東証2]に対して三井造 <7003> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、連結子会社化を目指すと発表したことが買い材料視された。三井造は同社株を現在30.54%実質保有するが、55.27%~60.29%に保有比率を引き上げる。TOB価格が前日終値を47.2%上回る1650円とあって、本日の株価はこれにサヤ寄せする形で買い気配値を切り上げた。買付期間は31日から3月17日まで。

■NECフィールディング <2322> 1,442円  +300 (+26.3%) ストップ高    本日終値  東証1部 上昇率トップ
 30日、NECフィル <2322> に対してNEC <6701> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指すと発表したことが買い材料視された。TOB価格が前日終値を38.3%上回る1580円とあって、本日の株価はこれにサヤ寄せする形で買い気配値を切り上げた。買付期間は31日から3月17日まで。

■富士通 <6702> 578円  +66 (+12.9%)   本日終値  東証1部 上昇率3位
 30日に決算を発表。「今期経常を4%上方修正」が好感された。
 富士通 <6702> が1月30日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比104倍の427億円に急拡大した。
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■マンダム <4917> 3,530円  +400 (+12.8%)   本日終値  東証1部 上昇率4位
 30日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常は28%増益・通期計画を超過」が好感された。
 マンダム <4917> が1月30日大引け後(16:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比27.8%増の80.1億円に伸び、通期計画の68.6億円に対する進捗率が116.8%とすでに上回り、さらに5年平均の101.0%も超えた。
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■日本M&Aセンター <2127> 8,560円  +920 (+12.0%)   本日終値  東証1部 上昇率6位
 30日、日本M&A <2127> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の37億円→43億円に16.2%上方修正。増益率が7.7%増→25.1%増に拡大し、4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。M&A案件の成約件数が過去最多ペースと想定以上に好調なうえ、手数料も高水準を維持していることが上振れに貢献する。業績上振れに伴い、年間配当を60円→70円(前期は55円)に増額修正したことも買いに拍車を掛けた。

■NEC <6701> 299円  +29 (+10.7%)   本日終値  東証1部 上昇率7位
 30日に決算を発表。「10-12月期(3Q)最終は3.2倍増益」が好感された。
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■小糸製作所 <7276> 2,102円  +197 (+10.3%)   本日終値  東証1部 上昇率9位
 30日、小糸製 <7276> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の415億円→460億円(前期は400億円)に10.8%上方修正し、増益率が3.7%増→15.0%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが好感された。主力の自動車用ランプの販売が北米、中国で想定以上に拡大し、売上が計画を上回ることが利益を押し上げる。なお、米国の価格カルテルを巡る罰金59.6億円を特別損失に計上により連結最終利益は従来予想の230億円→190億円に17.4%下方修正したが売り材料視されなかった。同時に発表した13年4-12月期の連結経常利益は前年同期比22.5%増の313億円に伸びて着地。中国とアジアが収益を牽引した。

■オイレス工業 <6282> 2,402円  +175 (+7.9%)   本日終値
 30日に決算を発表。「今期経常を6%上方修正」が好感された。
 オイレス <6282> が1月30日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比16.1%増の51億円に伸びた。
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■東北電力 <9506> 1,119円  +74 (+7.1%)   本日終値
 30日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)最終が黒字浮上で着地・10-12月期も黒字浮上」が好感された。
 東北電 <9506> が1月30日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は131億円の黒字(前年同期は561億円の赤字)に浮上し、通期計画の150億円に対する進捗率は87.4%となった。
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■コニカミノルタ <4902> 1,092円  +71 (+7.0%)   本日終値
 30日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が41%増益で着地・10-12月期も94%増益」が好感された。
 コニカミノル <4902> が1月30日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比40.7%増の367億円に拡大した。
  ⇒⇒コニカミノルタの詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「3.8%の自社株買いを実施」も買い材料。
 30日、コニカミノル <4902> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.8%にあたる2000万株(金額で200億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は31日から4月30日まで。

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