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【市況】(香港)粉ミルクやベビー用品関連が大幅高、一人っ子政策の緩和発表で


粉ミルクやベビー用品関連が大幅高。中国共産党が15日夜、「一人っ子政策」を緩和する方針を示したことが支援材料。中国は今後、夫婦のどちらか一方が一人っ子だった場合に第2子を認める「単独二胎」へと移行する方針だ。地場証券はこれにより、向こう5年の出生数が800万人増加すると予測している。

一人っ子政策の緩和は、12日に閉幕した共産党第18期中央委員会第3回総会(三中全会)で採決された。国家衛生計画生育委員会は16日、「単独二胎」への移行に関する全国統一のスケジュールはないと説明。各地方政府が状況に応じて、具体的な実施の時期を決めることになるとしている。

北京大学の専門家は、早ければ年末または来年初にも各地方政府がスケジュールを確定し、来年には全国の約3分の1の省で「単独二胎」への移行が始まるとみている。

日本時間午前10時31分現在、関連銘柄の値動きは次の通り。

■好孩子国際(01086/HK):4.30HKドル(前営業日比8.31%高)
■中国蒙牛乳業(02319/HK):35.90HKドル(7.16%高)
■現代牧業(01117/HK):4.26HKドル(6.50%高)
■輝山乳業(06863/HK):3.17HKドル(4.28%高)
■合生元(01112/HK):66.90HKドル(4.12%高)

《NT》

 提供:フィスコ

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