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【市況】(香港)コスコグループ系列が軒並み下落、幹部の汚職疑惑で中国遠洋は大幅安


中国の海運最大手、中国遠洋運輸集団(COSCO:コスコ)系列の銘柄が軒並み下落。中国遠洋(01919/HK)は7日の取引終了後、執行取締役の徐敏傑氏が中国当局の取り調べを受けていることを明らかにした。取り調べの理由は明らかにしていないが、一部メディアでは汚職に関連するものと指摘されている。

徐氏は中国国際コンテナ(02039/HK)の副会長も兼任。また、今回の汚職は中遠太平洋(01199/HK)の幹部時代に行われたとの報道も見られる。このほか、20年以上にわたって同グループを率い、「船長」と呼ばれていた前会長の魏家福氏について、当局が出国を規制したとの情報も伝わっている。

日本時間午前10時32分現在、関連銘柄の値動きは次の通り。

■中国遠洋(01919/HK):3.52HKドル(前日比6.63%安)
■中国国際コンテナ(02039/HK):13.88HKドル(0.71%安)
■中遠太平洋(01199/HK):11.06HKドル(1.95%安)
■中遠国際控股(00517/HK):3.22HKドル(1.53%安)

《NT》

 提供:フィスコ

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