米株
【注目】話題株ピックアップ【昼刊】：エナリス、ＡＢＣマート、技研製、ツルハＨＤ
■エナリス <6079> 1,274円 +123 (+10.7％) 11:30現在
エナリス <6079> [東証Ｍ]が続急騰。日経新聞が9日付で「新電力のエナリスは、大量の蓄電池を遠隔制御して電力の需給を調整するサービスを始める」と報じたことが買い材料視された。報道によると、約250億円を投じ、15年をメドに約1万台の蓄電池をつなぐ全国規模のネットワークを構築するという。蓄電池を設置する飲食・小売店や病院、オフィス、工場といった顧客事業者側の電力料金を最大で5％程度削減できるようにする一方、同社は月額数千円のサービス利用料のほか、蓄電ネットワークを用いた需給調整を通じて電力会社から報酬を得るという。蓄電池の活用は、再生エネルギーの電力網への接続保留問題に対する解決手段としても有望視されているだけに、今後の事業展開の広がりに期待する買いが殺到した。
■エービーシー・マート <2670> 5,760円 +390 (+7.3％) 11:30現在 東証１部 上昇率6位
8日、ＡＢＣマート <2670> が決算を発表。15年2月期第上期(3-8月)の連結経常利益が前年同期比24.5％増の238億円に伸び、従来予想の191億円を上回って着地したことが買い材料。国内がスニーカーなどの好調や客単価上昇で既存店売上が8.5％増と伸びたことが寄与。韓国など海外もスポーツシューズの販売好調で収益が拡大したことも増益に貢献した。上期好調に伴い、通期の同利益を363億円→412億円に13.5％上方修正。増益率が4.3％増→18.3％増に拡大し、従来の11期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。修正した通期計画が市場予想の400億円前後を上回ったことで、好業績を好感する買いに拍車を掛けた。
■技研製作所 <6289> 2,040円 +95 (+4.9％) 11:30現在
8日、技研製 <6289> [東証２] が決算を発表。14年8月期の連結経常利益は前の期比3.2倍の22億円に拡大し、従来予想の21億円を上回って着地。続く15年8月期も前期比43.1％増の31.5億円に伸び、19期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期も防災・インフラ整備工事向け圧入機の販売が伸び、19.7％の大幅増収を見込む。圧入工事事業の伸長や原価改善も利益を押し上げる。業績好調に伴い、前期の年間配当を15円→24円(前の期は14円)に増額し、今期も前期比7円増の31円に増配する方針とした。
■ツルハホールディングス <3391> 6,150円 +130 (+2.2％) 11:30現在
8日、ツルハＨＤ <3391> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.08％にあたる100万株(金額で60億2000万円)を上限に、9日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNet-3」で自社株買い(買い付け価格は8日終値6020円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。
■小野薬品工業 <4528> 9,110円 -230 (-2.5％) 11:30現在
8日、小野薬 <4528> が15年3月期上期(4-9月)の連結営業利益(国際会計基準=IFRS)を従来予想の103億円→32億円に68.9％下方修正したことが売り材料。後発品使用促進策の浸透による影響のほか、新製品の販促費用などが想定以上に発生するとともに、導入ライセンス契約の解約に関する和解金が新たに発生したことが響いた。なお、通期の業績予想については現在精査中であり、11月5日予定の15年3月期上期の決算発表と同時に公表する予定。
■ダイヤ通商 <7462> 118円 +26 (+28.3％) 11:30現在
8日に発表した「仙台のサービス・ステーション事業をカメイに譲渡」が買い材料。
■エコス <7520> 828円 +94 (+12.8％) 一時ストップ高 11:30現在 東証１部 上昇率トップ
8日、エコス <7520> が15年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の8.1億円→11.2億円(前年同期は8億円)に39.3％上方修正し、増益率が0.6％増→40.1％増に拡大する見通しとなったことが買い材料。上半期の新規出店数が、計画より早期に進んだことが寄与した。
■協和コンサルタンツ <9647> 184円 +18 (+10.8％) 一時ストップ高 11:30現在
8日に業績修正を発表。「今期経常を38％上方修正」が好感された。
協和コンサル <9647> [ＪＱ] が10月8日大引け後(15:00)に業績修正を発表。14年11月期の連結経常利益を従来予想の1億3000万円→1億8000万円(前期は2億3000万円)に38.5％上方修正し、減益率が43.5％減→21.7％減に縮小する見通しとなった。
⇒⇒協和コンサルタンツの詳しい業績推移表を見る
■創通 <3711> 3,720円 +250 (+7.2％) 11:30現在
8日、創通 <3711> [ＪＱ]が11月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。同時に決算を発表。14年8月期の連結経常利益は前の期比1.2％増の33.2億円で着地。続く15年8月期も前期比12.7％増の37.5億円に伸び、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。業績好調に伴い、今期の年間配当は35円とし、株式分割を考慮した実質配当で16.7％増配する方針を示したことも買いに拍車を掛けた。
■アークコア <3384> 300円 -70 (-18.9％) 一時ストップ安 11:30現在
8日に決算を発表。「上期経常は81％減益で下振れ着地」が嫌気された。
アークコア <3384> [名証Ｃ] が10月8日大引け後(15:30)に決算を発表。15年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常利益(非連結)は前年同期連結比80.5％減の3100万円に大きく落ち込み、従来予想の8000万円を下回って着地。
⇒⇒アークコアの詳しい業績推移表を見る
■エヌ・ピー・シー <6255> 260円 -26 (-9.1％) 11:30現在
8日に決算を発表。「今期経常は68％減益へ」が嫌気された。
エヌピーシー <6255> [東証Ｍ] が10月8日大引け後(15:05)に決算を発表。14年8月期の連結経常損益は4.4億円の黒字(前の期は11.6億円の赤字)に浮上したが、15年8月期の同利益は前期比68.2％減の1.4億円に大きく落ち込む見通しとなった。
⇒⇒エヌ・ピー・シーの詳しい業績推移表を見る
■フロイント産業 <6312> 1,081円 -63 (-5.5％) 11:30現在
8日に決算を発表。「上期経常が84％減益で着地・6-8月期も52％減益」が嫌気された。
フロイント <6312> [ＪＱ] が10月8日大引け後(15:30)に決算を発表。15年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比83.8％減の1.4億円に大きく落ち込み、通期計画の10.5億円に対する進捗率は13.4％にとどまり、5年平均の51.9％も下回った。
⇒⇒フロイント産業の詳しい業績推移表を見る
■薬王堂 <3385> 1,362円 +55 (+4.2％) 11:30現在
8日に決算を発表。「上期経常は一転13％増益で上振れ着地、今期配当を5円増額修正」が好感された。
薬王堂 <3385> が10月8日大引け後(15:30)に決算を発表。15年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比13.4％増の12.2億円に伸び、従来の2.9％減益予想から一転して増益で着地。同時に、期末一括配当を従来計画の25円→30円(前期は1→2の株式分割前で60円)に増額修正した。
⇒⇒薬王堂の詳しい業績推移表を見る
■ビジ太田昭 <9658> 799円 +15 (+1.9％) 11:30現在
8日に業績修正を発表。「今期経常を一転1％増益に上方修正」が好感された。
ビジ太田昭 <9658> [ＪＱ] が10月8日大引け後(15:00)に業績修正を発表。15年3月期の連結経常利益を従来予想の9億円→10.3億円(前期は10.2億円)に13.8％上方修正し、一転して0.8％増益見通しとなった。
⇒⇒ビジ太田昭の詳しい業績推移表を見る
■三光合成 <7888> 366円 +6 (+1.7％) 11:30現在
8日に決算を発表。「6-8月期(1Q)経常は2.1倍増益で着地」が好感された。
三光合成 <7888> [ＪＱ] が10月8日大引け後(15:30)に決算を発表。15年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の4.6億円に急拡大した。
⇒⇒三光合成の詳しい業績推移表を見る
●ストップ高銘柄
ジェイホールディングス <2721> 360円 +69 (+23.7％) 一時ストップ高 11:30現在
リアルワールド <3691> 3,300円 +503 (+18.0％) ストップ高 11:30現在
ＦＦＲＩ <3692> 10,500円 +1,500 (+16.7％) ストップ高 11:30現在
ホロン <7748> 564円 +80 (+16.5％) ストップ高 11:30現在
東洋合成工業 <4970> 577円 +80 (+16.1％) ストップ高買い気配 11:30現在
など、5銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
エナリス <6079> [東証Ｍ]が続急騰。日経新聞が9日付で「新電力のエナリスは、大量の蓄電池を遠隔制御して電力の需給を調整するサービスを始める」と報じたことが買い材料視された。報道によると、約250億円を投じ、15年をメドに約1万台の蓄電池をつなぐ全国規模のネットワークを構築するという。蓄電池を設置する飲食・小売店や病院、オフィス、工場といった顧客事業者側の電力料金を最大で5％程度削減できるようにする一方、同社は月額数千円のサービス利用料のほか、蓄電ネットワークを用いた需給調整を通じて電力会社から報酬を得るという。蓄電池の活用は、再生エネルギーの電力網への接続保留問題に対する解決手段としても有望視されているだけに、今後の事業展開の広がりに期待する買いが殺到した。
■エービーシー・マート <2670> 5,760円 +390 (+7.3％) 11:30現在 東証１部 上昇率6位
8日、ＡＢＣマート <2670> が決算を発表。15年2月期第上期(3-8月)の連結経常利益が前年同期比24.5％増の238億円に伸び、従来予想の191億円を上回って着地したことが買い材料。国内がスニーカーなどの好調や客単価上昇で既存店売上が8.5％増と伸びたことが寄与。韓国など海外もスポーツシューズの販売好調で収益が拡大したことも増益に貢献した。上期好調に伴い、通期の同利益を363億円→412億円に13.5％上方修正。増益率が4.3％増→18.3％増に拡大し、従来の11期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。修正した通期計画が市場予想の400億円前後を上回ったことで、好業績を好感する買いに拍車を掛けた。
■技研製作所 <6289> 2,040円 +95 (+4.9％) 11:30現在
8日、技研製 <6289> [東証２] が決算を発表。14年8月期の連結経常利益は前の期比3.2倍の22億円に拡大し、従来予想の21億円を上回って着地。続く15年8月期も前期比43.1％増の31.5億円に伸び、19期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期も防災・インフラ整備工事向け圧入機の販売が伸び、19.7％の大幅増収を見込む。圧入工事事業の伸長や原価改善も利益を押し上げる。業績好調に伴い、前期の年間配当を15円→24円(前の期は14円)に増額し、今期も前期比7円増の31円に増配する方針とした。
■ツルハホールディングス <3391> 6,150円 +130 (+2.2％) 11:30現在
8日、ツルハＨＤ <3391> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.08％にあたる100万株(金額で60億2000万円)を上限に、9日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNet-3」で自社株買い(買い付け価格は8日終値6020円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。
■小野薬品工業 <4528> 9,110円 -230 (-2.5％) 11:30現在
8日、小野薬 <4528> が15年3月期上期(4-9月)の連結営業利益(国際会計基準=IFRS)を従来予想の103億円→32億円に68.9％下方修正したことが売り材料。後発品使用促進策の浸透による影響のほか、新製品の販促費用などが想定以上に発生するとともに、導入ライセンス契約の解約に関する和解金が新たに発生したことが響いた。なお、通期の業績予想については現在精査中であり、11月5日予定の15年3月期上期の決算発表と同時に公表する予定。
■ダイヤ通商 <7462> 118円 +26 (+28.3％) 11:30現在
8日に発表した「仙台のサービス・ステーション事業をカメイに譲渡」が買い材料。
■エコス <7520> 828円 +94 (+12.8％) 一時ストップ高 11:30現在 東証１部 上昇率トップ
8日、エコス <7520> が15年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の8.1億円→11.2億円(前年同期は8億円)に39.3％上方修正し、増益率が0.6％増→40.1％増に拡大する見通しとなったことが買い材料。上半期の新規出店数が、計画より早期に進んだことが寄与した。
■協和コンサルタンツ <9647> 184円 +18 (+10.8％) 一時ストップ高 11:30現在
8日に業績修正を発表。「今期経常を38％上方修正」が好感された。
協和コンサル <9647> [ＪＱ] が10月8日大引け後(15:00)に業績修正を発表。14年11月期の連結経常利益を従来予想の1億3000万円→1億8000万円(前期は2億3000万円)に38.5％上方修正し、減益率が43.5％減→21.7％減に縮小する見通しとなった。
⇒⇒協和コンサルタンツの詳しい業績推移表を見る
■創通 <3711> 3,720円 +250 (+7.2％) 11:30現在
8日、創通 <3711> [ＪＱ]が11月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。同時に決算を発表。14年8月期の連結経常利益は前の期比1.2％増の33.2億円で着地。続く15年8月期も前期比12.7％増の37.5億円に伸び、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。業績好調に伴い、今期の年間配当は35円とし、株式分割を考慮した実質配当で16.7％増配する方針を示したことも買いに拍車を掛けた。
■アークコア <3384> 300円 -70 (-18.9％) 一時ストップ安 11:30現在
8日に決算を発表。「上期経常は81％減益で下振れ着地」が嫌気された。
アークコア <3384> [名証Ｃ] が10月8日大引け後(15:30)に決算を発表。15年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常利益(非連結)は前年同期連結比80.5％減の3100万円に大きく落ち込み、従来予想の8000万円を下回って着地。
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■エヌ・ピー・シー <6255> 260円 -26 (-9.1％) 11:30現在
8日に決算を発表。「今期経常は68％減益へ」が嫌気された。
エヌピーシー <6255> [東証Ｍ] が10月8日大引け後(15:05)に決算を発表。14年8月期の連結経常損益は4.4億円の黒字(前の期は11.6億円の赤字)に浮上したが、15年8月期の同利益は前期比68.2％減の1.4億円に大きく落ち込む見通しとなった。
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■フロイント産業 <6312> 1,081円 -63 (-5.5％) 11:30現在
8日に決算を発表。「上期経常が84％減益で着地・6-8月期も52％減益」が嫌気された。
フロイント <6312> [ＪＱ] が10月8日大引け後(15:30)に決算を発表。15年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比83.8％減の1.4億円に大きく落ち込み、通期計画の10.5億円に対する進捗率は13.4％にとどまり、5年平均の51.9％も下回った。
⇒⇒フロイント産業の詳しい業績推移表を見る
■薬王堂 <3385> 1,362円 +55 (+4.2％) 11:30現在
8日に決算を発表。「上期経常は一転13％増益で上振れ着地、今期配当を5円増額修正」が好感された。
薬王堂 <3385> が10月8日大引け後(15:30)に決算を発表。15年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比13.4％増の12.2億円に伸び、従来の2.9％減益予想から一転して増益で着地。同時に、期末一括配当を従来計画の25円→30円(前期は1→2の株式分割前で60円)に増額修正した。
⇒⇒薬王堂の詳しい業績推移表を見る
■ビジ太田昭 <9658> 799円 +15 (+1.9％) 11:30現在
8日に業績修正を発表。「今期経常を一転1％増益に上方修正」が好感された。
ビジ太田昭 <9658> [ＪＱ] が10月8日大引け後(15:00)に業績修正を発表。15年3月期の連結経常利益を従来予想の9億円→10.3億円(前期は10.2億円)に13.8％上方修正し、一転して0.8％増益見通しとなった。
⇒⇒ビジ太田昭の詳しい業績推移表を見る
■三光合成 <7888> 366円 +6 (+1.7％) 11:30現在
8日に決算を発表。「6-8月期(1Q)経常は2.1倍増益で着地」が好感された。
三光合成 <7888> [ＪＱ] が10月8日大引け後(15:30)に決算を発表。15年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の4.6億円に急拡大した。
⇒⇒三光合成の詳しい業績推移表を見る
●ストップ高銘柄
ジェイホールディングス <2721> 360円 +69 (+23.7％) 一時ストップ高 11:30現在
リアルワールド <3691> 3,300円 +503 (+18.0％) ストップ高 11:30現在
ＦＦＲＩ <3692> 10,500円 +1,500 (+16.7％) ストップ高 11:30現在
ホロン <7748> 564円 +80 (+16.5％) ストップ高 11:30現在
東洋合成工業 <4970> 577円 +80 (+16.1％) ストップ高買い気配 11:30現在
など、5銘柄
●ストップ安銘柄
なし
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