アークコア、上期経常は81％減益で下振れ着地

400cc超の大型バイクの販売割合が高まったことが影響し、販売単価は当初予想よりも14％程度上昇したものの、粗利単価は当初予想よりも6％程度減少したことが影響し、売上総利益の額は当初予想よりも13％程度下回りました。　 販売費及び一般管理費の額は、当初予想よりも4％程度下回りましたが、営業利益、経常利益及び四半期純利益は当初予想よりも60％程度の減少となりました。 　通期個別業績予想の修正については、第2四半期までの業績推移を踏まえ、通期の買取台数及び販売台数は当初予想よりも5％程度の減少となることを見込み、各予想数値を見直しいたしました。

　　当社は、平成15年11月に有限会社から株式会社に組織変更した後、第２期目の平成17年9月に名古屋証券取引所セントレックス市場に上場しまして、現在第12期目となっております。これもひとえに株主の皆様をはじめ、これまでお力添えいただいた関係者の皆様からの暖かいご支援、ご協力の賜物と、心より感謝申し上げます。　 当社の業績は、第６期以降継続して当期純利益を計上しており、第10期では繰越利益剰余金もプラスに転じました。本日発表した当期の業績予想の修正数値は、平成26年4月14日に発表した当初の業績予想数値を下回ることになるものの、当期純利益を計上できる見通しであることを踏まえ、株主の皆様に感謝の意を表すとともに、当社上場後10期目を迎えたことを記念致しまして、期末配当において１株あたり10円の記念配当を実施することといたしました。　 また、これまでの当社の配当政策は、財務基盤を強固にするために、配当よりも内部留保を優先してまいりましたが、今後は連結配当性向20％を基準として、普通配当を実施することといたします。当期の業績予想を踏まえ、普通配当は2円を見込んでおります。　 なお、本件につきましては、平成27年５月開催予定の定時株主総会に付議する予定であります。