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伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (8月26日記)


 日経平均株価は、大幅安となった前週末のNYダウの流れを映して、寄り付き値が大きく下放れる公算です。

 本日の下げにより、8月15日の安値2万0184円を割れる(並んでも同じです)と、8月6日以降の動きが下降途中の中段もちあいであるという見方が有力になります。

 その場合、目先の価格が一気に8月6日の安値2万0110円を割れて、勢いの強い下げ場面へ入るか、一時的に価格が反発しても、2万0500円程度で上値を抑えられて、すぐに2万0110円を大きく下回る下げ場面へ入る可能性が大きくなります。

 本日、2万0184円を前に押し目をつけて反発を開始し、その後の価格が8月22日の高値2万0731円へ接近する場合、2万0110円が当面の強い支持になって、9月中、2万1000円を目指す動きになる可能性が出てきます。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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