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ABCマートは続落、第1四半期4%営業増益も材料出尽くし感強まる

 エービーシー・マート<2670>が続落している。4日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算は、売上高746億4800万円(前年同期比6.6%増)、営業利益143億1500万円(同3.9%増)、純利益98億1100万円(同2.4%増)と営業増益となったものの、材料出尽くし感から売りが優勢となっている。

 国内外で37店舗の新規出店を行ったことに加えて、国内の既存店売上高が1.7%増と好調だったことが業績を牽引した。また、都心部の大型店を中心にスポーツアパレルや小物などの取り扱いを拡大し、シューズと共にトータルコーディネイトが可能なMD展開を進めたことが寄与したほか、カジュアルラインのスポーツシューズやファッションスニーカーの販売に注力したことや、キッズシューズの取り扱いを拡大したことも奏功した。

 なお、20年2月期通期業績予想は、売上高2783億円(前期比4.3%増)、営業利益452億円(同2.9%増)、純利益308億6000万円(同1.9%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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