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月内に平成31年地価公示発表予定、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

3/15付の「DailyOutlook」では、地価について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『TOPIXは3月初頭に約3ヵ月ぶりの高値水準に上昇し、その後も底堅い展開を辿っている。TOPIXの昨年末からの上昇率は6%強であるが、業種別では事業環境の違いもあり騰落状況に差が生じる。その中、東証33業種不動産業株価指数の上昇率は11%強と市場平均を上回り、約6ヵ月ぶりの高値水準を回復している。不動産業界を巡っては、三鬼商事が先週7日に発表した2月の東京都心5区(千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区)のオフィスビル空室率が7ヵ月連続の低下、平均賃料は前年同月比62ヵ月連続の上昇など、業界データは好調さを裏付けている。また、市場の観点では、米金融当局が追加利上げを急がない姿勢に転じた金融情勢も追い風となっている面もあろう』と伝えています。

続けて、不動産業界に関連するもう一つの主要な指標として「地価公示」(平成31年)が月内に発表される予定であることを挙げ、『地価公示は、毎年1月1日の正常価格を判定し公示するものだが、2018年は、全国・全用途が前年比0.7%上昇と3年連続、三大都市圏(東京・大阪・名古屋)・商業地は3.9%上昇と5年連続で上昇し、地価上昇の加速が確認された』と分析しています。

さらに、『地価公示自体は遅行指標ではあるものの、一段の地価上昇が確認されると、不動産セクターにはポジティブと評価できよう』とまとめています。

最後にレポートでは、『不動産業株価指数と公示地価変動率の推移』を紹介しています。詳しくは3/15付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

 提供:フィスコ

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