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トーメンデバは反発、収益性改善と新規ビジネスの貢献が増益に寄与

 半導体、液晶専門商社のトーメンデバイス<2737>は反発し、株価が上放れの兆しをみせてきた。ただ、PER8倍台、PBR0.5倍台と株価指標面では割安で、19年3月期末の一括配当の利回りは3.6%と高水準にある。

 同社は1月30日、19年3月期第3四半期累計(18年4~12月)の連結決算を発表した。売上高は1489億4100万円(前年同期比0.3%減)と小幅減収となったものの、経常利益は20億6700万円(同23.6%増)、最終利益は14億3800万円(同18.3%増)と、大幅増益を確保した。

 国内市場ではPC、サーバー・ストレージ向けのDRAM、スマートフォン向けのMCP(マルチチップ・パッケージ)、車載向けメモリーはそれぞれ拡大した。ただ、中国市場では、テレビメーカー向けビジネスの低調により液晶デバイスの販売が減少したこと、CIS(CMOSイメージセンサー)の販売が減少したことから、売上高は小幅減収となったものの、収益性改善と新規ビジネスの貢献により経常利益は大幅増益となった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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