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2月15日のNY為替概況


 15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円65銭まで上昇後、110円38銭まで下落し110円50銭前後で引けた。

米中貿易交渉が合意に向けて進展したことや米国政府機関閉鎖が回避されたためいったんドル買いが優勢となった。しかし、米1月鉱工業生産が落ち込むなど、経済への懸念も根強く、伸び悩んだ。



ユーロ・ドルは1.1234ドルに下落後、1.1306ドルまで上昇して1.1300ドルで引けた。

クーレ欧州中央銀行(ECB)理事が景気減速の長期化に懸念を示し、対欧州金融機関向け長期融資LTRO、TLTROを委員会で検討する意向を見せたためユーロ売りに拍車がかかった。そのほか、スペインの総選挙やイタリア欧州連合(EU)離脱懸念に域内政局不安もさらなるユーロ売りにつながった。その後、週末のショートカバーが加速。

ユーロ・円は、124円23銭まで下落後、124円85銭まで上昇した。リスク選好の円売りが優勢となった。

ポンド・ドルは、1.2789ドルから1.2896ドルまで上昇した。

ドル・スイスは、1.0090フランまで上昇後、1.0045フランまで下落した。

 

[経済指標]

・米・1月輸入物価指数:前月比-0.5%(予想:-0.2%、12月:-1.0%)・米・1月輸入物価指数:前年比-1.7%(予想:-1.6%、12月:-0.5%←-0.6%)・米・2月NY連銀製造業景気指数:8.8(予想:7.0、1月:3.9)・米・1月設備稼働率:78.2%(予想:78.7%、12月:78.8%←78.7%)・米・1月鉱工業生産:前月比-0.6%(予想:+0.1%、12月:+0.1%←+0.3%)・米・2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:95.5(予想:93.7、1月:91.2)・米・2月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:2.5%(1月:2.7%)・米・2月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:2.3%(1月:2.6%)

《KY》

 提供:フィスコ

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