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金市場には買いチャンスあり? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。今回は、チャートが右肩下がりとなっている金相場についてのレポートをご紹介します。

松永さんのレポートを見ていきますと、『CFTCから先週末に発表されたNY金におけるファンドポジションは、前週の「1万2688枚の買い越し」から「3688枚の売り越し」となり、近年初めて売り越しに転じました』とのことで、『今後のどこかのタイミングで金相場に対する強材料が投入され、ファンドの買い越し枚数が20万枚程度まで膨らむことになれば、NY金は相当幅上昇することになります』と伝えています。

ファンドの買い越し枚数の増加と値動きについて、松永さんは例を挙げて説明しており、『ファンドの買い越し枚数が20万枚程度まで膨らんだ昨年12月時点では、NY金も1300ドル付近まで上昇しました。また、ファンドの買い越し枚数が25万ほどにまで膨らんだ昨年9月には、NY金が1350ドル付近まで上昇しました』と解説。続けて、『NY金の取組高が50万枚前後で推移しているので、ファンドが20~25万枚ほどの買い越しポジションを構築することになれば、NY金もかなりの水準まで上昇することになります』との見解を示しています。

そして、『ファンドポジションが近年初めて売り越しに転じただけに、そろそろ金相場に対して本格的に買い参入することも一考かもしれません』と伝えていますので、買い場探しも一考かもしれません。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の8月20日付「金市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子

《HH》

 提供:フィスコ

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