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【実況!決算説明会】スパークス・グループ<8739>---2Q決算(2017年7-9月期)(2/8)


このコンテンツは、スパークス・グループ<8739>の2018年3月期第2四半期(2017年7-9月期)の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。8本に分けたコンテンツの2本目です。


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進行役:では次のスライドです。これはAUM(運用資産残高)になりますが、安定して1兆円台をキープするという形になってきました。


CEO阿部:1兆円台をキープするということで、必ずしも株主の皆さんに対して、「やりました」ということではないことは重々わかっております。ピーク時は2兆円でした。ですから2兆円に戻ってはじめてやっと元の姿になりましたということが言えるわけです。その意味で1兆円は必ずしも皆さんに対して、大きな声でご報告をできる数字だとは思っておりません。


進行役:もう一つ加えておきますと、足元の10月末の段階ですと1.1兆円になりました。これまさにリーマンショック前の数字に戻ったということになります。


CEO阿部:本当に時間がかかっているのですけれど、やっと1兆円を超えるレベルにまでなったというのは、役職員・社員、皆さんに対して、本当にご苦労さまと声をかけたい気持ちです。ただ、その中で、中身はものすごく変わってきています。それはまず、日本のビジネスが中心になりました。それはやはり日本の環境がグローバルの中で、圧倒的に評価される時代がまた来ています。


それからもう一つ、株以外のアセットです。それは再生エネルギーの発電所に対する投資が約1400~1500億円になっていると思います。それから未来創生ファンド。これは公開以前の企業、それもAI、IoT、ロボティクス、水素エネルギー等を新しいAI時代・モビリティの時代を見据えて2年前に始めたファンドなのですが、前回2兆円になっていく過程では、私たちのポートフォリオの中になかった新しい運用のファンドが加わった1兆円です。それも日本が軸になっているという意味で、見た目同じ1兆円でも、中身は大分違います。あえて加えると、韓国それからアジア全域というのは、2005年から始まる私達の非常に大きな旗ですが、中身は確実に充実してきています。中身というのはそれを運用している人たちの質、やる気、強い気持ち、情熱が、確実に私を中心にしっかりとしたチームを構成して、それぞれがそれぞれの仕事をやっています。一人一人の力量は非常に強いと思っていますが、まだファンドが世の中で大きく評価される。ファンドが評価されるというのは、ある一定額のファンド規模になるということなのですが、そこにはまだ至ってないというのが、あえて付け加えるとしたら、今回の1兆円の中身ということになります。


(3/8)に続く
《FA》

 提供:フィスコ

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