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ガソリンの在庫が市場予想以上の急減で原油高に サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。

13日は原油先物相場が上昇、シェブロンやエクソンモービルなどエネルギー関連銘柄が買われましたね。

レポートでは、EIA(米エネルギー省エネルギー情報局:Energy Information Administration)が13日夜に発表した週間石油在庫統計について、『原油590万バレル増、ガソリン840万バレル減、ディスティレート320万バレル減となりました。米原油生産は、57万2000バレル増の日量935万3000バレルです。米製油所稼働率は、2%低下の77.7%です』と伝えています。ガソリンの在庫が市場予想以上の急減となったことで、原油需給の緩みが解消に向かうのではと考えられたことが原油高に繋がったようです。

さらに、8月末から続くハリケーンの影響については、『ハリケーン「ハービー」と「イルマ」の影響で米製油所稼働率が2週連続で大幅低下となりました。それにより原油在庫が2週連続で大幅増加となり、ガソリン在庫が2週連続で大幅減少となりました。米原油生産は、ハリケーン「ハービー」の影響で先週発表値が大きく減少しましたが、今週発表では、ハリケーン「イルマ」の石油施設への影響が軽微であったことから増加しました』と紹介しています。

またレポートでは、ハリケーンが通過したことで、『米製油所稼働率は急速に回復する』ことや『米原油生産も今後更に回復する』との見解を示しています。参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の9月14日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子

《DM》

 提供:フィスコ

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