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タカラバイオが膵がんを対象とした腫瘍溶解性ウイルスの国内第1相治験の計画届を提出

 タカラバイオ<4974>がこの日の取引終了後、膵がんを対象とした腫瘍溶解性ウイルスHF10の第1相臨床試験を日本国内で実施するため、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に再生医療等製品としての治験計画届を提出したと発表した。

 同試験では、切除不能進行膵がんを対象に、HF10と既存の化学療法剤を併用した際の安全性などの評価を行う。今後は、PMDAによる治験計画届の受理後、試験実施施設の治験審査委員会による審査を経て、被験者登録・投与を開始する。

 なお、同社では日本と米国で悪性黒色腫を対象としたHF10の臨床開発を実施し、これまで腫瘍縮小効果や安全性において良好な結果を得ているという。また、膵がんを対象にした医師主導臨床研究が実施されており、これについても良好な結果が報告されている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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