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スター精が大幅反発、今期経常は34%増益、2円増配へ

 12日、スター精密 <7718> が決算を発表。17年2月期の連結経常利益は前の期比31.2%減の35.8億円に落ち込んだが、従来予想の31億円を上回って着地。続く18年2月期は前期比34.0%増の48億円にV字回復する見通しとなったことが買い材料視された。

 前期は欧米やアジア向け工作機械の販売が想定以上に伸びたうえ、円安効果も上振れの要因となった。今期はmPOS向けプリンターの販売が好調に推移するほか、国内やアジア向けに工作機械も伸びる見込み。なお、前提為替レートは1ドル=110円、1ユーロ=115円とした。

 また、自己株式の取得を含む連結総還元性向50%以上とする基本方針に沿い、今期の年間配当は前期比2円増の50円に増配する方針としたことも支援材料となった。

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