原油相場の反発基調は続くか?
「スーパーサイクル」終焉、新ステージ入り!
2016年04月01日
急落を続けた原油先物相場は足もとで反発基調にある。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格は一時1バレル=41ドル台まで上昇し2月安値の26ドルから値を上げている。ただ、14年前半までの100ドル超の水準からは大きく落ち込んでおり、原油価格の低迷を世界経済の不安要因として懸念視する声は少なくない。今後、原油価格はどう動くのか。三菱UFJリサーチ&コンサルティングで原油価格や国際商品市況を担当している芥田知至主任研究員に見通しを聞いた。
【今週の直撃Question】
14年夏以降、なぜ原油が急落?
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供給超過に拍車、バブル崩壊的に下落
原油市場は、足もとで大幅な供給超過の状態が続いています。ここ数年間、米国でシェールオイルの増産が続きました。さらに ・・・
三菱UFJリサーチ&コンサルティング 主任研究員 芥田知至氏
今後、原油価格はどう動く?
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18年にかけ50ドル台前半を目指す
メーンシナリオは、1バレル=30~50ドル前後のレンジ相場だとみています。ただ、目先的には原油価格は軟調に推移する可能性は ・・・
三菱UFJリサーチ&コンサルティング 主任研究員 芥田知至氏
産油国WFによる資産処分は続くか?
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財政赤字補てんの動きは続く
ベネズエラやロシア、イラン、アルジェリアなどの一部産油国は厳しい状況にあります。ただ、これらの産油国は、国際資本との接触は ・・・
三菱UFJリサーチ&コンサルティング 主任研究員 芥田知至氏
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