東映が急騰し一時９％超上昇、三菱ＵＦＪＭＳは目標株価１０４０円に

　東映<9605>が急騰。株価は一時、前日比６８円（９．７％）高の７６９円まで買われ昨年来高値を更新した。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券は２３日、同社の投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウエート」に引き上げた。目標株価は５５０円から１０４０円に見直している。同証券では、「１６年３月期以降、想定以上の大型作品が上映される模様」とし、業績予想を引き上げている。
　具体的には、１６年３月期に「ドラゴンボールＺ」「海難１８９０」、１７年３月期に「ワンピース」など。また、「スター・ウォーズ／フォースの覚醒」など大型洋画作品の上映も見込んでいる。同証券では、これら大型自社・洋画作品の上映効果で、１６年３月期の連結営業利益予想は９５億円見通しを１２７億円、１７年３月期は９７億円を１４２億円に上方修正した。なお、今１５年３月期の同利益は１０５億円と会社予想（９３億円）からの増額を予想している。

東映の株価は９時３０分現在７４８円（△４７円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）