レノバ、ウエストHDなど再生エネ関連が買われる、岸田政権クリーンエネ戦略で思惑
レノバ<9519>が一時5.7%高の1955円まで買われたほか、ウエストホールディングス<1407>も上値追い態勢を明示。太陽光発電など再生可能エネルギー関連株に買いが集まっている。岸田政権では「クリーンエネルギー戦略」を年内にまとめる方針で直近ではその中間整理を公表するなどしている。そのなか、太陽光発電などの再生可能エネルギー設備には2兆円を充てる計画で、今後はこの政策恩恵が関連銘柄に波及することも予想される状況にある。
レノバは昨年12月末に洋上風力発電の事業者選定から外れたことがネガティブサプライズとなり株価を暴落させたが、今月上旬の決算発表で、23年3月期の営業利益が前期比約10倍の87億円と急回復予想を示したことで、一気に買い戻しが進んだ経緯がある。足もとでは依然として貸株調達による空売りの買い戻し圧力が働いているとみられ、2000円近辺で売り物を吸収している。
出所:MINKABU PRESS
レノバは昨年12月末に洋上風力発電の事業者選定から外れたことがネガティブサプライズとなり株価を暴落させたが、今月上旬の決算発表で、23年3月期の営業利益が前期比約10倍の87億円と急回復予想を示したことで、一気に買い戻しが進んだ経緯がある。足もとでは依然として貸株調達による空売りの買い戻し圧力が働いているとみられ、2000円近辺で売り物を吸収している。
出所:MINKABU PRESS