ビジョン---第1四半期営業利益進捗率36.8%、グローバルWiFi、情報通信サービスともに堅調
ビジョン<9416>は12日、2016年12月期第1四半期(1-3月)決算を発表。売上高が34.87億円、営業利益が3.31億円、経常利益が3.25億円、四半期純利益が2.21億円だった。
セグメント業績では、グローバルWiFi事業の売上高が17.81億円、セグメント利益が2.52億円。訪日外国人旅行者向けにタッチポイントの増設に努め、日本の文化を体験できる施設及び観光案内所等において「NINJA WiFi」のレンタルを開始したほか、空港カウンターの増設も実施した。また、羽田空港カウンターへレンタル機器の受け取り待ち時間をなくす無人受取りロッカーの設置、更に高速通信規格4G-LTE提供エリアに中国・アラブ首長国連邦(UAE)・ニュージーランドを追加するなど、利便性・快適性向上を図ったことで堅調に推移した。
情報通信サービス事業の売上高が17.03億円、セグメント利益が2.64億円。モバイル通信関連市場を中心に競争激化が続いているが、Webマーケティングと全国規模の訪問営業の融合といったグループ独自の営業手法を展開した。
16年12月期通期については、期初計画を据え置いている。(売上高が前期比15.6%増の144.34億円、営業利益が同11.9%増の9.00億円、経常利益が同10.0%増の8.88億円、当期純利益が同0.8%増の5.90億円)通期計画に対する第1四半期営業利益の進捗率は36.8%となる。
《TN》
提供:フィスコ