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9067 丸運

東証S
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PER PBR 利回り 信用倍率
16.8 0.33 3.23
時価総額 80.8億円
決算発表予定日

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丸運---2Qは大幅増益、エネルギー輸送が増収・黒字転換する


丸運<9067>は8日、2024年3月期第2四半期(23年4月-9月)連結決算を発表した。営業収益が前年同期比3.2%減の221.71億円、営業利益が1.87億円(前年同期は0.18円の損失)、経常利益が同279.5%増の2.53億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同86.7%増の1.25億円となった。

貨物輸送の営業収益は前年同期比3.3%減の112.62億円、経常利益は同0.73億円増の0.73億円となった。自動車向けアルミ材輸送量は回復傾向にあるものの、情報機器の減産に伴う高機能半導体の輸出減、空調機器在庫調整に伴う部材減産及び中国向け樹脂輸出の低迷により、素材物流は全般的に低調に推移し減収となった。一方、機工業務における中国から日本への輸送から据付までの大型設備一貫物流業務の受注、流通拠点における料金改定の進展や冷蔵貨物の取扱増及び基幹システム導入費用等の減少により増益となった。

エネルギー輸送の営業収益は前年同期比3.6%増の74.30億円、経常利益は同1.74億円増の0.61億円となった。石油部門においては、石油製品の内需減の影響等により、輸送数量が前年同期比1.1%減少となった。潤滑油・化成品部門は、自動車生産は回復基調にあるものの、素材等の滞留在庫解消には至らなかった影響等により、主要顧客の輸送数量が前年同期比2.8%減少となった、

海外物流の営業収益は前年同期比18.9%減の25.77億円、経常損失は0.21億円(前年同期比0.58億円減)となった。中国から日本への大型設備一貫物流業務の受注及びベトナムにおけるレジャー用品の取扱数量増はあったものの、情報機器における半導体需要の低迷及び中国の景気停滞により貿易量が減少した。

テクノサポートの営業収益は前年同期並みの8.86億円、経常利益は前年同期比0.42億円減の0.26億円となった。油槽所関連では業務委託料の改定により増益となったものの、製油所関連では主に産廃搬出業務及び緑化業務の取扱量減少により減収した。また、前年度に発生した関係会社での退職金制度変更に伴う引当金の戻しがなかったこと並びに人員補充に伴う費用の増等があった。

2024年3月期通期の業績予想については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比1.9%減(前回予想比2.4%減)の457.00億円、営業利益が同34.2%増(前回予想と変わらず)の5.90億円、経常利益が同14.3%増(前回予想と変わらず)の7.00億円、親会社に帰属する当期純利益は51.8%増(前回予想と変わらず)の4.80億円としている。

《AS》

 提供:フィスコ

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