日鉄住金テクスエンジが急反発、新日鉄住金が中計発表で恩恵大との見方

　日鉄住金テックスエンジ<1819>が急反発し、一時、前日比５６円（１０．０％）高の６１５円まで上昇する場面があった。３日の取引終了後に新日鉄住金<5401>が中期経営計画を発表し、国内設備投資に３カ年で約１兆３５００億円、事業投資に同約３０００億円、研究開発費に同２１００億円を投じるとしたことから、新日鉄住金の子会社でエンジニアリング部門を担う同社の恩恵が大きいとの見方から買いが入っているようだ。
　また、同社のほか、新日鉄住金と関係が深く物流事業や高炉改修などを手掛ける山九<9065>や、新日鉄住金系の耐火物大手の黒崎播磨<5352>、商社の日鉄住金物産<9810>なども関連銘柄として軒並み高となっている。

日鉄住金テクスエンジの株価は１４時２分現在５９８円（△３９円）
山九の株価は１４時２分現在５４３円（△３１円）
黒崎播磨の株価は１４時２分現在２５６円（△７円）
日鉄住金物産の株価は１４時２分現在４１６円（△７円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）