コスモスイニシア大幅続伸で連日の昨年来高値、業績変貌期突入で上値余地の大きさ意識

　コスモスイニシア<8844>が大幅続伸で連日の昨年来高値更新、前週まで７週連続の陽線を立てる鮮烈な上昇トレンドをみせているが、今週も大陽線をつける公算が大きい。

　同社は旧リクルートコスモスで現在は大和ハウスグループに属し、首都圏を中心にマンション開発を手掛けるほか、投資物件やホテルにも展開している。今年２月にはアパートメントホテル「ＭＩＭＡＲＵ東京 上野ＮＯＲＴＨ」がオープン予定で上野パンダ関連として人気素地を持つ。また今後、訪日観光客用専用ホテルやアパートメントホテルなどを続々と開業予定にあることから、業績急成長の可能性を株価が織り込み始めたとの見方もできる。２００６年には修正後株価で１万１９００円の高値に買われた実績を持つだけに、上値余地の大きさが意識されている。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）