市光工が急騰、前期営業利益４．７倍の大増額で今期も２ケタ増予想がサプライズ誘う

　市光工業<7244>が急騰。一時３９円高の２７０円まで買われ年初来高値を更新。同社は１３日取引終了後に発表した１６年３月期連結決算は売上高１０２１億４３００万円（前の期比８．５％増）、営業利益２４億２９００万円（同４．７倍）、最終利益２５億５００万円（同６．０％増）と目を見張る高い伸びを示した。国内事業の収益改善やタイ子会社の赤字幅縮小が予想を上回ったことなどを背景に、営業利益は従来予想の１５億円から９億円以上大幅に上振れして着地した。さらに、１７年３月期の連結業績予想では、売上高が１１３３億円（前期比１０．９％増）、営業利益は２８億円（同１５．３％増）、最終利益は３１億円（同２３．７％増）を見込むなど、引き続き２ケタ増益を見込んでおり、これが物色資金を呼び込んだ。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）