ルネサスが急伸、想定以上の底堅い決算を受けて評価の動き
ルネサス<6723>が急伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は505億円で前年同期比2.4倍となり、従来予想の460億円を上振れる着地となった。市場予想も20億円程度上回ったとみられる。一方、10-12月期の見通しとして営業利益は130億円と予想、7-9月期比で105億円の減少となるが、一部の事業譲渡などの影響が大きいほか、保守的な要素も強いといった見方になっているようだ。想定以上に底堅い決算として、評価の動きが強まる格好に。また、今年3度目となる早期退職優遇制度の実施も公表、一段の収益力向上につながるといった見方へ。
《KO》
提供:フィスコ