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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6634 ネクスグループ

東証S
131円
前日比
-1
-0.76%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
23.3 1.17
時価総額 35.8億円
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<動意株・26日>(大引け)=エニマインド、ネットスタズ、巴など

 AnyMind Group<5027>=後場一段高。同社はきょう、ECモール集客に特化した公募型インフルエンサーマーケティングサービスの提供を開始したと発表しており、これが買い手掛かりとなっているようだ。このサービスは、商品や各ECモールの特徴、規約にあわせたインフルエンサーマーケティング施策を提案するもの。インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」に蓄積された63万人のインフルエンサーのデータに基づき、最適なインフルエンサーをキャスティングし、SNS経由でのECモールの売り上げを増加させるという。

 ネットスターズ<5590>=ストップ高。25日の取引終了後、三井住友フィナンシャルグループ<8316>傘下の三井住友カードが提供する決済端末において、コード決済ゲートウェイに採用されたと発表。今後の収益への好影響を見込んだ買いが入ったようだ。クレジットカードをはじめ電子マネー・QRコード・バーコードの読み取りなどの対応が可能な決済端末「stera terminal unit」「stera terminal mobile」のコード決済において、マルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」を持つネットスタズが安定したシステム基盤で支える。ネットスタズは三井住友カードの決済端末におけるプロセシング業務も担い、コード決済加盟店を共同で獲得していく。

 巴コーポレーション<1921>=5日ぶり急反発。700円台に乗せ、2004年9月以来、およそ19年半ぶりの高値圏に浮上した。25日の取引終了後、持ち分法適用関連会社である巴技研と泉興産の株式を追加取得し、連結子会社化すると発表した。これに伴い、2025年3月期第2四半期(7~9月)において、段階取得に関連する差益や負ののれん発生益として100億円程度の特別利益を計上する見込みとしており、ポジティブ視されたようだ。巴技研は格納庫扉開閉装置や免振デバイスなどを手掛けており、巴の鉄構建設事業とのシナジー効果の観点で連結子会社化を決めた。不動産賃貸業を手掛ける泉興産は東京都中央区のパークタワー勝どきなど、都心に多数の物件を保有。巴の不動産部門との協働体制を構築していく。

 FIXER<5129>=物色人気で大幅高。同社は25日、新サービス「tsuzumi on GaiXer」をNTTコミュニケーションズ(東京都千代田区)のソリューションサービスとして4月から提供を開始すると発表。これが材料視されているようだ。これは、FIXERのエンタープライズ向け生成AIサービス「GaiXer」に、NTT<9432>が開発したLLM(大規模言語モデル)「tsuzumi」を搭載した新サービス。同社は企業や自治体の業務効率化と高付加価値サービス提供に向け、NTTグループ各社とともに生成AI経済圏を拡大するとしている。

 ネクスグループ<6634>=急動意。株価100円台と低位に位置しており、短期での値ザヤを狙った個人投資家資金などを呼び込み急動意をみせている。IoT関連事業のほか暗号資産・ブロックチェーン事業などに展開を図っている。業績面では苦戦を強いられているが、24年11月期は増収効果を背景に営業損益も黒字転換を見込んでいる。そうしたなか、25日取引終了後、エッジAIコンピューター「AIX―01NX」がIntelligence DesignのエッジAIカメラソリューション「IDEA」を利用したAI画像解析サービスに採用されたことを発表、これが材料視される格好となった。

 タキヒヨー<9982>=もみ合いを一気に上放れる。名古屋を地盤とする老舗の繊維商社で婦人服や子供用品などを主体に全国展開を図っている。採算重視の受注に力を入れ、コスト上昇を販売価格に反映することなどで売上総利益率を改善させ、足もとの利益は会社側の想定を大きく上回って推移している。25日取引終了後、24年2月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の4億円から6億9000万円(前の期比7.3倍)に大幅増額した。また、好業績を背景に株主還元も強化し、24年2月期の年間配当は従来計画の20円に5円増額の25円とすることも併せて発表、これが株価を強く刺激する形となっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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